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バカの壁/超バカの壁 (養老孟司)

  • Posted by: acco
  • 2009年8月22日 13:30

6年前に出版された超ベストセラー本。なので本の存在自体はよく知っていたはずなのに、何で読んでいなかったのかなあ??と当時のことを思い出してみたんだけど、たぶん結構強烈なタイトルに、「何よ、このじいさん、ちょっと頭がいいからって、パンピーの事をバカ呼ばわりして」と反感もって買わなかったような気がする。続編の「超バカの壁」は、本屋で立ち読みはしたような気がしていて、でも買わなかったのは、「なんかうにうに言ってるけど、まあ、じいさんの戯言みたい」って思ったような、どうか。。。。。


でも読んでみたら結構いいこと書いてありました。

・「知るということは根本的にガンの告知だ」ということでした。(中略)「ガンになって、治療法がなくて、あと半年の命だよと言われる事がある。そうしたら、あそこで咲いている桜が違って見えるだろう。(中略)ーーー 知るという事は自分ががらっと変わる事です。したがって、世界がまったく変わってしまう。見え方が変わってしまう。それが昨日までとほとんど同じ世界でも。(万物流転、情報不変)

・安易に「わかる」「話せばわかる」「絶対の真実がある」などと思ってしまう姿勢、そこから一元論に落ちていくのはすぐです。一元論にはまれば、強固な壁の中に住むことになります。それは一見、楽なことです。しかし向こう側のこと、自分と違う立場のことは見えなくなる。当然、話は通じなくなるのです。(一元論を超えて)

・仕事というのは、社会に空いた穴です。道に穴が空いていた。そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる。ともかく目の前の穴を埋める。それが仕事というものであって、自分に合った穴が空いているはずだなんて、ふざけたことを考えるんじゃない、と言いたくなります。(中略)合うとか合わないとかいうよりも大切なのは、いったん引き受けたら半端仕事をしてはいけないということです。一から十までやらなくてはいけない。それをやっていくうちに自分の考えが変わっていく。自分自身が育っていく。そういう風に仕事をやりなさいよということが結論です。(超バカの壁/若者の問題)

・自分に戻ってくるような仕事をすべきです。戻ってくるというのは学べるという事です。(超バカの壁/本気の問題)

・はじめから自分の筋というものを決めてしまい、自分の好みにこだわって仕事を選んでいたらチャンスが減ってしまいます。(中略)ある程度軽く動けるようにならないと人は使ってくれません。私も若い頃は頭でっかちでした。それが切り替わったのは中年になってからです。一番、役にたったのは解剖でやっていた様々な事です。解剖そのものだけではなく、ある程度の管理職的な仕事をしていた。それに育てられたと思います。うまくいこうが、トラブルが起ころうが、自分で責任を持つ。それを続けていくと、ひとりでに大人になってくる。(超バカの壁/本気の問題)


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