生物と無生物のあいだ(福岡伸一)

| トラックバック(0)

「ES細胞(胚(はい)性幹細胞)を使って遺伝子を操作し、機能を解明する技術を開発した博士らにノーベル医学・生理学賞が授与される」というニュースを見て、夏休みに読んだ本をふと思い出した。



一般向けの本なので、既に知っていることもあれば(一応、昔は生化学専攻)、「へーぇ」と思うものもあったんだけど、何かを「知る」というより、そんなものはどうでも良くって、「感じる」というのか、とにかく読後は爽快感があって、そして目頭が熱くなった。


著者が言っている「生命とは動的平衡の流れだ」とか「エントロピー増大の法則に抗う唯一の方法は、システムの耐久性と構造を強化することではなく、むしろその仕組み自体を流れの中に置くことである。つまり流れこそが、生命の内部に必然的に発生するエントロピーを排泄する機能を担っている」というのが、いったいどういうものなのか、私には具体的なイメージが描けないんだけど、それを想像しようとするだけで、なぜか気持ちが高ぶってくる。


著者の目には生命はどう見えているのだろうか。


 

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://dabun.org/mt/mt-tb.cgi/1140
Listed below are links to weblogs that reference
生物と無生物のあいだ(福岡伸一) from DABUN.ORG:ZAKKI