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オレゴン/ワシントン Archive

セブン・スプリングス・ラ・ソース ピノ・ノワール '07 [イヴニング・ランド・ヴィンヤーズ]

透明感ある、艶を失った暗い赤色。エッジは枯れた赤紫~ピンクで粒子が見える。

香りは明確で、スミレ、汗、梅などの要素がある。梅ジャムのカクテル?インク、アルコール、カシス、赤いバラなどの要素もある。少し単調だが嗅ぎ続けていると鼻に馴染んできて飽きがこない。

味わいは花の汁のイメージ。スミレ他の花のイメージがふくらむ。それにミネラル、インクなど。味わいが固まってほぐれていない。酸とタンニン、ミネラル感が強く、部分的には白ワインのような印象がある。全体にシャープで痩せた感じ。

あまり好きなタイプではない。ブルゴーニュの'04年的か?痩せたピノ・ノワールを必死に纏め上げたような味わい。まだ完成されていない感じなので、8年くらい経過すると面白い味に変化するかもしれない。

(記:2010.4.10)

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アクメ ワイン・ワークス NV [ジョン・トーマス]

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「"数年に一度"それも!!たったの"50ケース"しか造られないという幻中の幻!!『アクメ』というワイン」という売り文句にそそのかされて昨年12月に購入。久しぶりのオレゴンのピノ・ノアールだ。

透明度が高いが色付きのしっかりとした桜色を濃くしたような色合い。とてもキレイで良い意味でエレガントな色合いだ。

香りは中程度からやや強め。米国製キャンディ、ぶどう果皮、カラメル、アルコール、シンナー、ダークチェリー、汗、バニラ、水彩絵の具など。ムンとした芳香はブルゴーニュの現代風造り手の上位畑を思わせ、期待を掻き立てる。

始めの舌触りはキャンディや完熟フルーツを連想する甘さを感じさせるもの。それに連続するように強めのバニラのような樽香が現れ、更に口内を引き締める心地良い収斂味が全体をメリハリある味わいにしている。杯を重ねると喉の奥から鼻に抜ける樽香がしつこくなる反面、収斂味の蓄積が心地良くなる。じんわりと痺れる余韻を口内に長く残し、ついつい浸ってしまう。

樽の風味のわざとらしさが取れればかなり楽しめる内容になるのではないか?同時に購入したもう1本は、数年寝かせてから飲もうと思う。
(レア物らしいが、価格と味わいから考えてもっと気軽に飲んで良いボトルのように思えた)

(記:2005.5.8)

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ピノ・ノアール '96 [ボー・フレール]

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ロバート・パーカーの義弟が経営するオレゴンのワイナリーで生産される血統的には由緒正しいワインだ。日本では一種のカルトワイン扱いのようだが、Dallasではお金さえ出せば割りと簡単に入手できる。ただ最新vintageになるほど価格は高騰し、直近のvintageでは1万円近い価格になる。

 黒味を帯びた濃い赤色。底の部分にはかなりの砂状の澱が溜まっている。グラスを廻すと大量の脚を残し、粘性は高そう。香りは中程度で、ピノ・ノアールらしからぬインクやハーブの香り。その他、汗やミント、若干の甘みを帯びた香りなど。やや痩せたストイックな感じのボディで、北方で生産されたピノ・ノアールらしい味わい。一方でスパイシーさも感じられ、カベルネなどの他品種を連想させる。後味は苦味が勝り、タンニンもまだまだ強い感じがする。非常に重く長く尾を引くワインで、2日目の方がむしろ飲みやすかった。高級なワインを目指して造られていることは理解するが、ややボディがストイック過ぎ、後味も粗い感じがする。時間の経過と共に変わってゆくことも考えられるが、現時点ではちょっと好みに合わない。この後のvintageは更に高い評価、価格が付けられているので、97年か98年の同ワインに再トライしてみようと思う。
(記:2001.9.16)

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