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CH. マルゴー Archive

CH. マルゴー '04(Demi) [マルゴー]

PP93点。ギリギリ向こうが見える程度の透明感。黒みの強い赤黒色で、しっかりとした色付き。エッジはピンクで粒子が見える。

廻す前の香りは強い焦げ臭、弱めのローストをしたコーヒー。廻すと、杉、ミントの風味が加わる。他にインク、肉、甘さのある香りだが、全体的バランスを見るとロースト香ばかりが強く出過ぎている。

味わいは滑らかで丸く、'04年らくしやや水っぽい。閉じており、今は飲み頃ではない。アフターにはミネラル感があり、適度な酸味と混じって心地良い旨味を出す。こなれていないタンニンが、まだ強く残っているが、飲み始めるとロースト香とのバランスが取れ、それほどネガティヴな印象は与えない。

全く飲み頃ではなく閉じていて真価を発揮していない。大きな可能性を感じるが、まだまだ絶頂期は先だと思う。

(記:2009.12.26)

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CH. マルゴー '60 [ポイヤック]

褪色が進み、透明で褐色が強くなっている。エッジはオレンジ。これまで見てきた古酒の中でも特に枯れた外観をしている。

香りは、やや強め。熟成感が十分で本当に心地良い香りになっている。明らかなマツタケの香り。それにアルコール香が混じって、日本人向けのものすごく良い香りになっている!!

旨味感も素晴らしい!!マーラベッセのボトルらしく、熟成が進んでいるのに個性を失っていない。素晴らしい味わいだ。濃厚な、よく練られた、こなれた旨味が口内を洗うように展開する。諸手を挙げて賞賛したい内容。

「いつまでも飲んでいたい」と思わせる素晴らしい味わいだ。

(記:200X.X.XX)

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パヴィオン・ルージュ・ド・CH.マルゴー '03 [マルゴー]

やや暗めの赤黒色。全体に透明感があるが、中心部は濃く、向こう側が見えるかどうか。エッジはピンク色を含む色合い。

香りは中程度で、焼けたビニール、ミント、杉林など。ごく僅かに甘い果実の要素も隠れている。明らかに今は閉じた状態だ。

味わいは厚みがあり、良い意味で革やハーブの風味が感じられる。また甘い果実の印象もあり。厚み感はボルドーワインを飲んでいる実感を高めてくれる。ストレートな美味しさがメインで、複雑性と凝縮感はほどほどといったところ。アフターの「渋美味しさ」は十分合格点だ。

悪いワインではないが、いかんせん価格が高くなり過ぎた。この価格ならば、'02年あたりの良く出来たシャトーのボトルを買った方がいいと思う。

(記:2006.4.16)

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パヴィオン・ブラン・ド・CH.マルゴー '03 [マルゴー]

緑を含んだやや薄めの黄色。ただししっかりとした色付きをしている。

香りは強めで、まず感じるのはマロンケーキ。他に完熟し過ぎたグレープフルーツ、赤肉メロンなど。腐敗を感じさせるニュアンスもある。

味わいはそれなりにふくよかで上品さが伝わってくる。味わいの尾の引き方、中盤に現れるほろ苦さなどとても良い感じだ。またクリームを口に含んだときのようなバニラの風味が口内に広がってゆく。心地良い重さと苦味が余韻として残り、喉の奥から鼻にかけてマロンを中心とした樽香が抜ける。

全般に品の良さを感じるが、あと一歩の爆発力に欠ける。ブルゴーニュのかなり良い1er Cru(ソゼやルフレーヴ級)を買える価格を考えると、ちょっと購入を躊躇してしまう。

(記:2006.4.16)

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CH. マルゴー '96 [マルゴー]

しっかりと色付いた赤黒色で艶を失いつつある。エッジは透明かつ枯れた色合い。血液を薄めたような色だ。

香りは中程度からやや強め。杉林、赤い果実、甘いドライフルーツ、パウンドケーキなど。鼻をグッと突っ込み続けて嗅いでいると段々と甘みの要素が強くなり、馴染みやすくなっていった。

味わいはやや酸が強い。厚み感があり、ほろ苦く、複雑性がある。非常にポテンシャルを感じさせる内容だ。アフターの複雑性、持続性も十分な満足感を与えてくれる。

全体に高いレベルで纏まっていると思う。ただ何かもう一歩のプラスアルファが足りない。

(記:2005.11.27)

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CH. マルゴー '02 [マルゴー]

プリムール販売時にENOTECAがかなり奨めていたマルゴー。R.P. 91~93で1級シャトーとしては意外に評価が低めだ。

しっかりと色付いた赤黒い色だが透明度が高い。

香りは中程度で閉じ気味。奥の方に甘みを纏った上品で心地良いボルドー香がある。グラスを入念に廻すと、香りは徐々に開いてゆき、焦げ臭やチーズの風味が加わる。また揮発性の香りが鼻から喉の奥に突き抜け、嗅ぎ続けると虜になる。

味わいは、口に含んだ瞬間から美味しさが感じられインパクトがある。果実の旨味感がよく生かされており、旨味の強度がとても強い。後半からアフターにかけても、苦さとタンニンのバランスが良く、全体を引き締めている。余韻はいつまでも続き、次の1杯が欲しくなる。

1級シャトーを名乗るのに妥当な品質だ。R.P.上限の93点か、それ以上の質に感じられた。プリムールで購入しておいて良かった、というのが素直な感想。

(記:2005.3.13)

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パヴィオン・ルージュ・ド・CH.マルゴー'97 [マルゴー]

2万アクセスを記念して一発話題のABC ノックスあたりを抜栓しようともくろむも、いろいろ用事を済ませて帰宅すると0時近く・・・。仕方がないのでハーフボトルから適当なものを選択した。CH.マルゴー系の赤ワインを飲むのは、これが初めて。・・・だと思う。振動の激しいホームセラーにて半年以上保管の品。

 カベルネとしては明るい色合いで、エッジの部分にゆくにしたがいピンクの度合いが増す。最も縁の部分は水っぽくみえる。抜栓直後は果実の香りが部屋中に広がり期待を持ったが、それは短時間で終わり、グラスを廻すと輪ゴムやカラメル、バニラ、塗料、青茎系の香りに落ち着く。ジャイエ・ジルのワインの樽香をヘンに甘くしてバランスを崩したような香りが主体だ。決していい香りとは言えない。口に含むと一瞬甘味を感じ、それを覆うように酸味と果実味が感じられる。酸味は強い。それ以上に後味の渋みは相当なもので、タンニンが全然ワインに馴染んでいない。現時点では飲むべきではないワイン。ただし薄い訳ではなく、香り、果実味、ボリューム感、タンニンに可能性を感じるので、数年のちに好転すると思う。(評価は現時点のもの)

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パヴィオン・ブラン・ド・CHマルゴー'98 [マルゴー]

CH.マルゴーの生産するソーヴィニオン・ブラン100%の白ワイン。98年は、ロバート・パーカーが93点を付けている。

 緑を含んだやや薄めの黄色をしている。我が家のセラー(サイレントカーヴ)には、95年から98年までのパヴィオン・ブランが並んでいるが、95年と96年は濃い黄色。97年は透明感のある薄い黄色。98年は緑を残した状態である。香りはヴァニラっぽいオークの雰囲気が強く、注意すると大型柑橘類の風味も感じられる。低温の冷蔵庫で長期間冷やし過ぎたせいか、香りの要素は閉じ気味になっているように思えた。味わいはそれなりにバランスよく上品で、ほのかなオークの香りがアクセントとなる。一方で後味に強い苦味を中心とした複雑味が残り、それが非常に長い時間持続する。新世界のソーヴィニオン・ブランのワインに出てしまいがちな下品さがなく、バランスよく仕上がっているが、93点の価値は無いように思えた(時期的な問題かもしれない)。個人的には97年(リリース当初の状態)の方が好みである。

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パヴィヨン・ブラン・ド・CH.マルゴー'97 [マルゴー]

CH.マルゴーの生産する白ワイン。生産量は赤の1/10程度である。「スーサン村の畑で育てるソーヴィニヨン葡萄だけを使った素晴らしい白ワイン、パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーは、まさしく本物の高貴なワインだ。ブーケと育ちのよさには、ただもう溜息をつくばかりだが、不幸なことに、値段を見ても溜息が出る!」(デイヴィット・ペッパーコーン『ボルドー・ワイン』ハヤカワワインブック 1999)。「メドック区域で最良の白(5年以上寝かせておくべきもの)」(ヒュー・ジョンソン『ポケット・ワイン・ブック』(第3版)ハヤカワワインブック1999)。

 最近ようやく価格が下がってきて¥5,000を切ったので、昨年末に何本が購入した(先日の「やまや」のセールでは、なんと¥3,980で販売されていた。勿論即完売したそうだ)。そのとき飲もうと冷蔵庫に放り込んでおいたが、仕事が忙しく今ごろになってやっと飲むことができた。悪い影響が無ければ良いが・・・。

 輝きがある黄色。オークに由来するヴァニラの香りが強く、過剰気味ですらある。また熟成したシャルドネにしばしば感じられる腐敗した卵のような硫黄臭が僅かにあった。口に含むとやはりオークの雰囲気が強く、昨年秋に飲んだ際に感じた複雑な果実味はあまり前面に出てこなかった。冷えた状態ではキレが良く、温度が上がってくると、重みのあるアフターが持続しブルゴーニュのシャルドネのような一面をのぞかせた。現時点では味わいが閉じているようで、飲み頃を外してしまった気がする(冷蔵庫長期保存のせいかもしれない)。他のボトルは熟成させてから飲んでみようと思う。どちらかといえば、新しい状態の方が良かった。「ソーヴィニオン・ブランは新しいのが一番!」は僕個人の見解である。

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