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ミッシェル/フレデリック・マニャン Archive

ジュヴレ・シャンベルタン オー・エシェゾー '02 [ミッシェル・マニャン]

(R)Michel Magnien-Gevrey-Chambertin Aux Echezeaux 02.jpg

名前だけで買ってみた畑名付き村名ワイン。位置を調べてみると「Aux Echezeaux」はマゾワイエールとモレ・サン・ドニ側の1er cruに囲まれた意外に良い場所だ。念の為、購入時に「エシェゾー味のジュブレ・シャンベルタンですか?」と質問してみたが即否定された。R.P.(89-91) [Issue 153]。

とても濃い赤紫色。エッジの部分は明るい紫キャベツから抽出したような色合い。中心部は暗く不透明。

香りは強く、若さが前面に出ている。抜栓直後(低温時)は、ゴム、カシス、アルコール、汗などが中心。温度が20℃を超え、空気と馴染むにしたがって複雑性を増す。甘さを感じさせるニュアンスが見え隠れし、干し肉、ミントをはじめとする各種ハーブの風味が加わり、うっとりさせる惹き込まれるような内容に変化した。香りだけを考慮すると、抜栓2日目、20℃を少し超える条件が1番良かった(半分をプライベート・プリザーヴ注入、冷蔵庫で保管)。

味わいも香り同様抜栓直後は若過ぎる。元気な酸とザラツキのある苦味、痺れるようなタンニンばかりが目立ち、ちょっと飲みにくい。2日目になると旨味感や果実味が強くなり、酸やタンニンが落ち着いたので、全体のバランスが取れて満足感ある構成に変化した。ただし前半から中盤にかけて一瞬ボケるところがあり大幅減点(Grand Cruの良いワインだと、ここで旨味感や複雑さがふくらむ部分だ)。

最後の方の数杯がとても美味しかったので、扱いさえ注意すれば1er Cru級の香りと味わいを提供してくれる良い村名ワイン。まあ価格なりだ。急がず、少し高めの温度でゆっくりと味わいましょう。

(記:2005.3.6)

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シャンボール・ミュジニー レ・フスロット '99 [フレデリック・マニャン]

レ・フスロットは、これまで飲んだことも買ったこともないが、意外と広く約4.4haを占める1er cruだ。最近あまりにもフレデリック・マニャンがもてはやされているので、1杯飲んでみた。

 若干濁りのある暗い赤色。透明度は低い。グラスの底には果梗のかけらのようなものが入っていた。香りはやや強めで木樽、インク、梅など。また独特のアロマが妖しくゾクゾクさせられる。口当たりは柔らかいが、訴えかけてくるものは割とハッキリしている。熟成感がある甘みが広がり、5~6年以上が経過したブルゴーニュのようだ。以前に飲んだミッシェル・マニャンのワインと多くの共通点を持つ。後半は渋みが徐々に強まり、酸化と枯れた風味が感じられる。前半と比較し、後半はやや複雑味に欠け、こなれていないので全体の評価を押し下げている。

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モレ・サン・ドニ 1er cru レ・ミランド '95 [ミッシェル・マニャン]

200203-03.jpg『Winart』の影響をモロに受け、やまいちの決算セールで購入したボトル。そういえば、以前「やまや」のセールでも大量に入荷していたように思える。95年のブルゴーニュを飲むのは久しぶりだ。このボトルはvintage的に息子のフレデリックがワイン造りに加入する前のものだろう。

 注いでいる間に判るほど枯れた色合いで、エッジの部分の褪色が進んでいる。中心部はしっかりとした色を保っているが、つやは消えかけている。香りは中程度。控えめな熟成したチーズを連想させるような香りがじんわりと出始めている。僅かに落ち葉や土の印象もあり。味わいは熟成を経たブルゴーニュらしい旨み感があり。飲みやすいが、果実味が薄くなった段階で、ボディの厚みが少し物足りない。後味はこなれていて、それでいて長くやや強く、心地良い。この価格で熟成感を味わえるコストパフォーマンスに優れたワイン。ただ全体に複雑さという点で今一歩足りないものを感じた。
(記:2002.3.24)

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