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ヴィアデル Archive

ヴィアデル '99 [ヴィアデル]

200111-06.jpg98年が好印象だったので99年はリリースと同時に4本購入した。ところが購入した次週からセールで$5引き。頭にきて3本買い増した。ちょっと早いかもしれないが、期待の1本なのでテストがてら飲んでみた。

 黒味を帯びたしっかりとした赤色で透明度が高い。グラスを廻すと多めの脚を残す。アルコール度数は14度。香りは強めで、花粉、インク、塗料、デパート1Fの女性用化粧品売り場、樽に由来する甘い香り、僅かな獣香など。 味わいは98年同様甘味を伴いまるみがあり、ふくらみが感じられるなかなかの出来だが、前年と比較するとやや固さとボリューム感の欠如、水っぽさが印象に残った。後味は長く旨み感が口内に留まるが、同時にちょっと気になる苦味も尾を引く。抜栓後数日に渡って飲んだにもかかわらず、2~3日目には却って状態が向上し、滑らかさやボリューム感が増した。おそらく時期的にまだ早いのだろう。確かにおいしく飲める状態ではあるが、今後最低1年くらい待った方が絶対にお得である。評価は98年より1段階落としたが、あくまで現時点を指してのもの。
(記:2001.11.10)

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ヴィアデル '98 [ヴィアデル]

200110-04.jpg一時期日本で97年ものが話題になっていたので、ちょっと高い(もしかしたら日本より高い)が3本ほど購入してみた。生産量は4,000ケース程度。ブドウはHowell Mountainの急で岩がちな斜面から作られ、98年ではカベルネ・ソーヴィニオン63%、カベルネ・フラン37%の割合でブレンドされている。98年の『ワイン・スペクテーター』の評価は90-94(*)。

 黒味を帯びたルビー色。透明度は高く、エッジの部分はやや水っぽい。色合いはしっかりしているが、カベルネブレンドとしてはそれほど濃い部類には入らない。グラスを廻すとかなりの脚を残す。香りは強く華やか。カシス、赤系ベリーなどから構成されるフレッシュな果実香、ハーブの香りなどが複雑に絡み合う。味わいも華やかで素晴らしく、ほのかな甘味を感じさせながら口内にフレッシュな果実の風味が一杯に広がる。またカベルネフランに由来する「まるみ」と「ふっくらさ」が全体を通して感じられる。よくボルドー右岸のスタイルに比較されるようだが、個人的には2級以上のよくできたメドックのワインに似ているように思える。後味は、しっかりとした渋みが長く持続し、ただの果実味だけのワインとは違ったものになっている。タンニンは十分で今後更に熟成・向上が望める。今でも楽しめる状態だが、勿体ないので残りの2本は日本に持って帰る予定。3本買って良かった。
(*)「Serves up a wide range of appealing, elegant flavors, with spicy currant, black cherry, blackberry and herbal notes. This represents only the Cabernet Sauvignon in Viader's Cabernet blend.」(『Wine Spectator's Ultimate Guide to Buying Wine』[Seventh Edition],M.Shanken Communications,Inc.,2000)
(記:2001.10.14)

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