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フランソワ・ミクルスキー Archive

ブルゴーニュ アリゴテ '00 [フランソワ・ミクルスキー]

200211-05.jpg埼玉の酒のやまいち決算セールで購入。通常価格は\1,500だから値引き前でもかなり安いワインだ。生産者は近年急速に評価を上げたフランソワ・ミクルスキー。『ワイナート』で取り上げられて以後、日本ではかなりのブームになっているように思える。ちなみにDallasの行きつけの店では、このドメーヌのムルソー1er cruが埃をかぶって劣化していた・・・。安いアリゴテなので、春先までは常温で保管。夏の間はずっと冷蔵庫に入れていた。抜栓時はコルクが陥没しており、だいぶ緩めだった。

 中程度からやや濃いめの飴色。香りは中程度からやや弱めで、大型柑橘類の皮の香りが主体。他に、金気臭さ、銀磨きの臭いもする。味わいの強度はやや強め。口に含んだ瞬間には、アルゴテのワインにはめずらしい旨み感が僅かではあるが存在した。柑橘系の酸味が強めであるが、イヤみな酸ではなく、次の1杯を誘う性質だ。余韻の苦味と酸味は強く、未熟な黄色いグレープフルーツを食べた後のよう。保管が悪かったせいか、後味の中にコルク(ブショネ)の臭いが残る。「ブルゴーニュの白」を楽しめるデキではあるが、平板で複雑味に欠ける点は否定できない。価格的には、買い得な1本だと思う。

(記:2002.11.18)

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ムルソー ルージュ '99 [フランソワ・ミクルスキー]

200206-04.jpg酒のやまいち年度末決算セールで、たわむれに買ったボトル。赤ムルソーは、確かこれまでに飲んだことは無いはず。価格も価格なので冷蔵庫に突っ込んでおいた挙句、暑い日にブランと間違えて抜栓してしまった・・・。

 黒ずんで濁り気味な暗赤色。香りは弱めで落ち着いた感じ。酸と土の風味が薫る。味わいは暖かみ、ふくらみがあり、芯のある重めの後味が長く続く。酸の度合いは中庸からやや強め。暑いさなかではなく、寒い冬の日に抜栓すべきワイン。過度の期待を持って飲むと裏切られるが、デイリー並みの価格で珍しいAOC体験ができるので、1回飲んでみて損はない。(¥3,000以内で購入できれば)
(記:2002.6.15)

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ムルソー '99 [フランソワ・ミクルスキー]

200204-02.jpgやや濃く白味を帯びた黄金色。香りはやや強く、レモンの皮、ユリなどをはじめとして幾つもの要素で構成され、ふくらみと奥行きを感じさせる。味わいは、柑橘系果実とその皮が中心。ミクルスキー独特の複雑さの片鱗が見えるが、以前飲んだ97年シャルムと比較すると物足りなく、心地良さを感じさせるほどではない。後味の風味と塩気は苦く、やや重く、初日は飲みにくかったが2日目には和らいだ。ムルソーというよりは、ピュリニー・モンラッシェの1er cruやgrand cruのようだ。それなりのワインであるが、もう少しだけ出して1er cruを買った方が楽しめるように思える。ただし熟成の可能性は十分あり。セラーに放っておいたらおもしろいかも。
(記:2002.4.14)

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ムルソー シャルム '97 [フランソワ・ミクルスキー]

200109-06.jpg以前『ワイナート』に掲載されていた生産者。ネット上でも上々の評判であるため、試しにムルソー シャルム97とムルソー ジュヌブリエール97を購入してみた。ボトルは売れ残りらしく、棚の下の方でホコリまみれになっていた(指が黒く汚れるくらい)。このような状態のブルゴーニュ場合、大体Dallasでは劣化していると見た方が良い。今回は入手困難なドメーヌということで、あえて危険を覚悟で購入した。


 僅かにオレンジを含んだ黄金色。ややブショネっぽく、銀磨きの薬剤のようなカビの臭いがする。また甘い蜜のような香り、柑橘系果実の皮の香りもあり。(このボトルの)香りに関して言えば、楽しめない部類に入る<それがボトルの状態によるものなのか、あるいはこのムルソーに共通する特徴なのかは判断がつかない>。口に含むとその瞬間にほのかな甘味と旨み感が口内に広がり、一瞬にして良いワインであることが理解できる。口内での「ふくらみ」は適度に収まり、続いて心地良い硬質感が感じられる。後味の酸味と苦味も極端な強さは無いものの非常に長時間持続する。味わいのすべてにおいて素晴らしい「バランス」で構成されており、それがこのワインの最大の特徴になっている。ブルゴーニュの白の素晴らしさを教えてくれる1本。もしこのボトルがダメージを受けたものだとしたら、劣化していないボトルの味わいは更に素晴らしいものであるだろう。お奨め!
(記:2001.9.10)

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