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ラルロ Archive

ニュイ・サン・ジョルジュ ブラン '99 [ラルロ]

200210-03.jpgニュイ・サン・ジョルジュの珍しい白ワイン。エチケットを見ると「クロ・デ・ラルロの格落ち」みたいなことが書いてあるが、フランス語が読めないので本当のところは分からない。数年前から「クロ・デ・ラルロの白」には目を付けていたが、いつも赤の方に手が伸びて購入は実現せず・・・。最近この「並ニュイ・サン・ジョルジュ」のボトルが安価に供給されだしたので、試しに購入してみた。

 ややオレンジがかった中程度の黄色。香りは弱めで、大型柑橘類の皮、ナッツ、ナッツの渋皮など。いい意味で「すえた」香り。口当たりは滑らかで飲みやすく、その後じんわりとグレープフルーツのような苦味が広がる。後味にかけてはナッツの風味が苦味と絡み合い、喉に張りつく長い余韻を残す。全体に少しぼやけた感じがあり、複雑さや深みに欠ける部分があるが、非常に馴染みやすく愛着の持てるワインだ。この価格ならば安心の1本として備えておいても良いと思う。「やまや」3本1万円のセールで本数合わせに困った際は、また購入したいと思う。ラルロのワインは白も素晴らしい。

(記:2002.10.14)

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ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・デ・ラルロ '88 [ラルロ]

既に何度か紹介しているドメーヌ。「醸造責任者は、ニュイ=サン=ジョルジュにおける赤・白ワイン造りの名手ジャン=ピエール・ド・スメ氏。ごく少量の有機肥料の使用、低収穫、天然酵母使用、長期発酵仕込み、フィルター不使用などにより、ワインには凝縮度の高い果実味がしっかり備わり、各ACの個性を十分に発揮している」(セレナ・サトクリフ『ブルゴーニュ・ワイン』ハヤカワ・ワイン・ブック 1998)。ニュイ・サン・ジョルジュ嫌いを自認する僕が例外的に飲むドメーヌで、過去に味わった88年のクロ・デ・フォレ、96年のクロ・デ・ラルロで好印象を持った。そのため多少高価なワインであるが確信を持って購入した。なお、クロ・デ・ラルロはこのドメーヌのモノポールである。

 比較的新しいvintageでも熟成した色合いを見せるドメーヌであるが、特にこのワインは注いでいる瞬間分かるほど褐色化が進んでいる。色合いは薄く赤を含んだ褐色、100CCほど注いでようやく赤色が見えてくる。また多少のにごりが見える。澱の量は多くはないが、砂鉄のような見かけで舞いやすく、注ぐ際には注意が必要。香りは中程度かそれよりやや強め。抜栓直後から真価を発揮する。熟成に由来したなんとも言えない(甘みすら感じる)複雑な香りがふんわりと顔を覆い、干しブドウやブレンデッドウイスキーのような風味も感じる。味わいは抜栓直後、閉じ気味であったが、10分ほど経過すると本領を発揮し、このドメーヌの特徴である旨み感を存分に発揮させる。渋みはほとんどこなれていて、酸味も控えめであるが、この旨みが長く印象に残り、飲んだ後も満足感が不足することはない。あえて難を言えば全体的にぼやけた印象がある点、酸やタンニンが弱い点が挙げられるが、僕はこの味が好きである。あまりワインに詳しくない父親もかなり気に入った様子。初心者から玄人まで楽しめるワインだと思う。

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