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エチュード Archive

カベルネ・ソーヴィニオン '98 [エチュード]

200112-02.jpg先月95年を飲んで好印象だったワイン。売り出しと同時にすかさず8本を購入した。

 透明度の高い、しっかりとした鮮やかな赤色だが、エッジの部分は透明で、95年と比較すると水っぽい。澱はあまり見られないが、95年のボトルでも澱が無いものがあったとの情報を得たので、ボトル差が激しいのかもしれない。香りは強めで、カシス、ミントの香りの他に干し肉、獣の体臭のような風味を感じた。味わいはほんのりと甘味を伴う果実の風味が中心でクリアな感じだが、95年と比較するとクリーミーさや渋みが足りなく、やや水っぽい気がする。vintageと時期(早すぎる?)のせいだろうか?余韻も少し短いような気がした。全体的に、よく出来た初心者から玄人まで楽しめるおいしいカベルネであるが、玄人筋の方からは多少難癖がつくかもしれない。今飲んでも十分おいしいが、多少時間を置いて2本目を飲んでみたい。(記:2002.1.4)

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カベルネ・ソーヴィニオン '95 [エチュード]

200111-02.jpgEtudeは、トニー・ソーターによる評価の高いワイナリー。中でも今回のカベルネ・ソーヴィニオンは最も評判が良く、日本では非常に高価で入手困難なようだ。パーカーズ・ポイント94点(『Wine Buyer's Guide』)、ワインスペクテーター・ポイント92点(『Ultimate Guide to Buying Wine』)。

 透明度の高いしっかりとした赤色。エッジの部分は僅かに褪色してピンクが見えるが、まだまだ
若い赤色が美しくおいしそう。瓶の側面には、これまでに析出した澱がかなり貼り付いていた。また、かなりの量の脚をグラス面に残す。香りは強く、カシス、木材、バニラ、ミント、チェリーなどなど、甘みと果実香が豊か。口に含むとほどよい甘味が感じられ、赤い果実の風味が滑らかに口一杯に広がる。後半の苦味は中庸、渋みは心地良いが、まだやや強くこなれていない状態で、今後更に向上が見込める。複雑味が少し足りない点が気になるが、全体にまだ若く、今後数年を経てまるみが出ることによって、更に飲みやすい ワインへと変身してゆくだろう。噂にたがわぬ素晴らしいワインだ。この価格ならばお買い得と言える。ワインに馴染みのない人が飲んでも「おいしい」と言うだろう。入手困難な銘柄であるが、万人に受ける心地良いワイン。 (現時点で5本を購入した)

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カーネロス ピノ・ノアール '99 [エチュード]

200110-01.jpgエチュードの新vintage。それほど高額でもないので、時期的に早いと思いながらもテスト的に1本抜栓してみた。売り場には「パーカーズ・ポイント 90-92」の札が付いていたが本当だろうか?

 見事なまでに鮮やかで深い赤色をしている。グラスを廻した際の脚は多めで、アルコール度数は13.5%。香りは強く、カシス、赤系ベリー、ペパーミント、インク、皮革など。果実の風味と鼻にスーと抜ける揮発性の風味が同居している感じだ。味わいは、僅かな甘味、カシスリキュールのような果実味が強く感じられる一方で、若くまだ粗い苦味がそれらに覆い被さり、最期はやや強めの収斂味を残す。飲み終えた後は、何故かスコッチを飲んだ後のような印象が口内に感じられた。低い温度で飲むと渋みばかりが強調されてしまうので、やや高めの温度(20℃くらい)がお勧め。また収斂味が強いことから、飲み頃は5年後以降のように思える。全体にインパクトが強く、将来性を感じさせるワインで、やさしく熟成させてやれば楽しみなボトルである。
(記:2001.10.24)

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ピノ・ノアール カーネロス '98 [エチュード]

200108-05.jpgDallas在住のワインラヴァー「ダラスカーボーイ」さんより紹介して頂いたSigel'sというワインショップで購入したピノ・ノアール。このお店、ピノ・ノアールの品揃えがなかなか面白く、他にパッツ&ホールのピノ・ノアール3種、メオ・カミュゼ、デュジャック、JJコンフュロン、ミッシェル・グロなどを購入した(ブルゴーニュは、91年や96年もの)。前にアメリカ人の書いたワイン関連の本に「地方都市のワインショップは狙い目」と書いてあったが、あるところにはあるものである。75年のスタッグス・リープ CASK23が$300台で売っていたりもした・・・。買おうかなあ・・・。

 透明度は高いが非常に鮮やかでしっかりとした赤色をしている。エッジ部分の色の薄まりもピノ・ノアールとしては極めて少ない方である。香りは強めで、僅かな甘みを感じさせるキャンディやイチゴ、カシスのような香り、すいかやぶどうの皮、鼻に抜けるアルコールや杉の香り、ほのかな樽のバニラ風味、ごく僅かな獣系の香りなど色々な風味が混じり合って、カリフォルニアのピノ・ノアールの良い部分が出ている。温度が低い(10℃台)うちは、タンニンがきつく渋くてとても飲めたワインではなかったが、20℃程度に温度が上がると途端に真価を発揮して素晴らしい味わいに変身した。口当たりはクリアで、イチゴ系の果実の味わいが口一杯に広がり、それに覆い被さるように強めのタンニンが現われる。渋めの後味は、苦味を伴いながら長く持続する。タンニンの印象は、まだ荒々しく、明らかに飲み頃は先のように思える。少なくとも2・3年寝かせると、軟らかさが出てきて素晴らしいワインになるように感じられた。現状では飲み頃ではないが、強い潜在能力を感じさせるピノ・ノアール。どうやって、日本に持って帰ろうか・・・。
(記:2001.8.21)

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ピノ・ノアール・ロゼ '97 [エチュード]

ロゼワインは、「今月のワイン」初登場になる。非常に有名なワイナリー「エチュード」のピノ・ノアールによるロゼなので、めずらしさも手伝って少々高価だが購入してみた。

 きれいな桜色。グラスを色々な角度に傾けると、ごく稀に褐色が見えることもある。香りの強さは中程度。ピノ・ノアールとシャルドネから造られた廉価版シャンパーニュによく似た香りがする。またオークに由来する甘い香りや青かびチーズの香りも混じる。総じて白ワイン系の香り。口に含むとごく僅かに発泡していることが分かる。意図的に仕組まれたほんの少しの発泡で、ちょっとしたアクセントになっている。ピノ・ノアール単独ながら、味わいもまたシャンパーニュに似ており、発泡性を獲得するまでのシャンパーニュはこんな味だったのでは?と思わされた。後味の酸味と苦味のバランスが良く、トーストのような印象もあり。余韻は非常に長い。20℃前後で飲みはじめたが、赤ワインと比べ若干低めの温度で楽しんだ方が良かったように思える。ちょっと変わっていて、なかなか楽しめるワイン。何杯飲んでも次の1杯が欲しくなる。(ワイン好きに限定して言えば、)ネームバリューもあり1度飲んでみても損はないと思う。マニア向けワイン会のしょっぱなに出すと面白い。

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