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ブシャール Archive

シュヴァリエ・モンラッシェ '11 [ブシャール]

輝きのある薄めの黄色。

香りは、柑橘系ドライフルーツに砂糖を多めにまぶしたお菓子、マロングラッセなど。

やや凝縮感に欠け、Grand Cruとしてはややボヤけた味に思える。アフターの苦味は強くないが、しっかりと主張している。良いワインに見られる柑橘の適熟感があり、複雑性もある。

欠点を挙げようと思えば幾つも挙げられるが、一方で品質レベルが高いことも疑いない。熟成し要素が馴染んだ段階で飲んでみたい。

(記: 2013.9.26)

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ヴォーヌ・ロマネ デュ シャトー'97 [ブシャール]

加糖と加酸の併用によるA.O.C.法違反が発覚し、名声が失墜したドメーヌである。その後「1995年春、精力的なジョセフ・アンリオJoseph Henriotが、ブシャール・ペールを買い取った。それによって、ブシャール家の家族経営は終わった。クリストフ・ブシャールは醸造責任者として残ったけれども。」「ジョセフ・アンリオが品質を向上させる能力を持っているという名声は、ヴーヴ・クリコのトップだった時代に証明されている。目下ブシャールの更なる発展に期待できることを信じさせるリードが行われている。1995年のヴィンテージは彼と彼のチームにチャンスを与えるはず、そのチャンスをいかに掴むかにかかっている。」(セレナ・サトクリフ『ブルゴーニュ・ワイン』ハヤカワ・ワイン・ブック 1998)。
 今回飲んだワインは97年もの。平均的或いはそれより心持ち濃い目のピノ・ノアールらしい色合いをしている。香りは熟成の始まりを感じさせる。口に含んでみると、凝縮感が薄く物足りない。どことなく金気臭さも感じられた。アフターはそれなりの力強さがあるが、同時にトゲトゲした感覚を伴う。熟成による向上は、あまり期待できないだろう。97年はブシャールにとって非常に厳しい年だったのだと思う。先般飲んだミッシェル・グロの97年もこのワインと雰囲気が似ており、この年はブルゴーニュ全体にとっても困難な年だったのかもしれない。

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