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エマニュエル・ルジェ Archive

エマニュエル・ルジェの実力

8月11日(土) ENOTECA広尾本店で、「エマニュエル・ルジェの実力」テイスティングに参加した。以下4種で¥6,000(税抜き)。企画&価格的には大歓迎で、毎年やって欲しいくらいだが、テイスティングの結果は、'04年ということもあり、少しだけ期待を裏切られた。

ニュイ・サン・ジョルジュ '04 [エマニュエル・ルジェ]

ややくすんだ、少しぼんやりとした赤色。透明度が高く、何かイチゴゼリーを思わせる赤色だ。

香りは中程度からやや強め。ともすると安っぽくなりがちな性質の香りがベースだが、それをうまく纏めている。赤い果実や花のストレートな香り、木樽、バラの香水、ビニールなど。独特のブーケを嗅いだような香りがあり、鼻の奥に甘さが纏わりつき、くすぐるようだ。可愛く、天真爛漫な少女のイメージ。

味わいはクラシカルで昔風。「滋味深い味わい」とでも言うのが適当か?初めは面白みの少ない酸のみの味わいだが、飲むに従いじんわりと味が深くなってくる。後半から後味にかけても、甘さと苦味が程よく混じり合ったなかなかのもの。

飛びつきたいほどの高品質ではないが、与えられた素材を十分に生かして、クリアだがじんわりとした、味わいのあるワインにしている。 初めてルジェにトライする人などにはいいボトルかもしれない。(もっと安く入手できれば)

(記:2007.8.11)

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ヴォーヌ・ロマネ '04 [エマニュエル・ルジェ]

ややくすんだ、少しぼんやりとした赤色で透明度が高い。

香りは中程度で、まずビニール、木樽などを感じる。じっくりと嗅いでゆくと、よく練られた香りで、アクリル、アルコール香に、溶け込んだようなイチゴやその他の果実の要素を発見する。

味わいはバランスが取れており、落ち着いた優等生的。中盤に少し重めの味わいが現れ、じんわりと強くなってゆく。飲むごとにアフターの渋みは強くなり「渋美味しい」。このアフターは非常に長く、同時に果実感と旨味を伴っているので本当に心地良い。

少し厚みが足りないように思えたので高評価にはしなかったが、なかなかの出来。矛盾するようだが、渋みの印象から考えて熟成による向上はあると思う。

(記:2007.8.11)

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ヴォーヌ・ロマネ レ・ボーモン '04 [エマニュエル・ルジェ]

透明感は高いが、やや黒みが入った褐色がかった赤色。

香りは中程度からやや弱めだが、質的には非常に上質。ハーブを漬け込んだ欧州系のリキュール、イチゴのシロップ、サロンパス、ミントなど。幸せな気分になれる香りだ。

やや酸が強くたくましい味わいで、その酸の後に出る旨味感がとても強いため、バランスが良く、美味しいと思える。後半には心地良い渋みがあり口内が収斂する。そしてアフターには、じんじんと旨さが残り主張する。何とも表現しにくいが、酸っぱ渋美味しいワインだ。

事前に勝手に想像していた味わいとは随分違ったが、とても素晴らしく文句のない内容。文句を付けたいのは価格の方だ。とても買えない。 

(記:2007.8.11)

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エシェゾー '04 [エマニュエル・ルジェ]

透明感は高いが、しっかりとした色付き。黒み、赤紫系が強い赤色。

香りはやや強め。個性的で少し混乱をきたすほどの複雑さ。整理してゆくと、まず焼いた樽と土、ビニール、汗。次にアルコール香、果実香、旨みを連想させる匂い。村名の元気さと違い、落ち着いた妙齢の女性を思わせる。

今すぐにでも飲める、こなれたバランスの良い味わいで、誰が飲んでも素直に美味しいと思える。適当なほろ苦さ、タンニン、焦げた風味も十分で、中盤以降の展開を面白くしている。アフターは渋美味しく、果実味由来の甘さも感じられる。アフターには、まだちょっと芯が残っている。

構成感やポテンシャルを見ると、非常に良く造られたワインだ。Vintageのせいか若干の力不足を感じたため最高の評価にはしなかったが、素晴らしいワインだと思う。 

(記:2007.8.11)

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