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メオ・カミュゼ Archive

リシュブール '07 [メオ・カミュゼ]

若く透明感がある暗赤色。最近90年代のメオをよく飲んでいるが、それとは全く別物の透明な色合いだ。

香りは複雑で華やか。甘く華やかな香りが鼻に抜ける。スミレ、汗、カシス、赤い花などの要素があり、適度な揮発性と酸が感じられる。少し焼けたニュアンスのあるカシス系のケーキ?うっとりさせる高級な香りだが、いかんせんまだ新し過ぎる。

味わいは旨い。ミネラルと苦みが若干強め。イヤな突起がない纏まりのある味だが、閉じており、小さく纏まった感じ。アフターは複雑性と伸びがある。飲み進むと酸と苦みとミネラルが中心になり、バランスが崩れてつまらなくなる。

まだ若い。ポテンシャルは相当大きいので熟成により好転するのは間違いないが、どこまで良くなるかは不明。

(記:2010.4.10)

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クロ・ド・ヴージョ '98 [メオ・カミュゼ]

透明感が高く枯れた色合い。褐色化がかなり進んでいる。

香りも枯れている。腐葉土、ミント、酸など。アフターには甘さを感じる。

味わいは甘く滑らかで全ての要素が溶け合っている。状態が非常に良い。旨味感が強く、苦み、渋み感と良い具合にマッチしている。アフターは非常に長く強い。

完全なる熟成状態。まさに飲む適期で、何にも代えて飲みたくなるほどの味わい。'98年リリース当初、メオ・カミュゼを飲んだ時に全く予想できなかった味わいに変化している。これだからブルゴーニュはヤメられない。

(記:2008.1.27)

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クロ・ド・ヴージョ '99 [メオ・カミュゼ]

暗く沈み、濁り、くぐもった赤黒色。熟成感がある。

香りは中程度で性質としては大人しめ。カシスやストロベリー、赤い果実系のキュートなブルゴーニュの香り。アルコール感や中性的な香水の香りもある。

緊張感のあるキレイでクリアな飲み口。じんわりと舌を刺激する程良いタンニン。それに続く余韻は良く纏っていて上品だが、果実感がヘコんでいるせいか、若干面白みに欠ける。時期的にバランスが崩れ、大人しくなっているのかもしれない。

少し置き、口が馴染んでくると印象が好転した。次第に味わいの層が増し、メオ・カミュゼ的な果実をサクサク食べているような果実感も現れる。酸化は進むが、タンニンの痺れが相変わらず心地良い。

全体にインパクトが薄い部分があるが、メオ感、高級感があり、中盤からアフターにかけての旨味感も確かに感じられる。地力があるワインなので、更なる熟成によって変わってくると思う。

(記:2006.11.25)

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クロ・ド・ヴージョ '03 [メオ・カミュゼ]

黒みの強い赤黒色。透明感がある。

香りは中程度からやや弱めで、汗、アルコール、花粉など。

味わいは、さすがに旨く丸い。旨味がシャープでくっきりとしている。最初のつかみの部分に非常にインパクトがあり、テイスティング向けのワインに思える。後半に向けて力強さを増してゆき、渋みがかなり強くなる。また現時点では樽の風味が少しだけ浮いている。

全体としてはちょっとしつこい感じもあるが、明確な美味しさがあり好印象だ。寝かせれば強過ぎる要素が馴染んでより向上する可能性が大きい。

(記:2006.7.17)

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ヴォーヌ・ロマネ レ・ショーム '03 [メオ・カミュゼ]

昨年11月に新宿小田急の特設テイスティング・コーナーで飲んで若干失望した銘柄。半年以上を経過して、どのように変わったのだろう。

透明感あるしっかりと色付いた赤黒色。

香りは弱めで閉じている。アルコール、シンナー、ビニール系の匂い。

味わいは、以前と比較するとかなり落ち着いた印象で、口内をゆっくりと廻してやるとほのかな果実味がじんわりと出てくる。今回は過熟の風味は感じられなかった。ぶどうの皮のような、普通のVintageのメオのワインを飲むと感じられる果実感が出ている。

だたし、全体的に見ると味わいは平板で、後半に旨味が現れてくるが、それに被さるように苦味が訪れてかき消してしまう。やはり物足りない感じだ。

香りが閉じていることから、自分が持っているボトルは、もっと待ってから飲もうと思う。(更に落ち着きを身につけたワインになるとみた)。2万円近い価格に見合うワインではない。

(2006.7.17)

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ヴォーヌ・ロマネ レ・ショーム '03 [メオ・カミュゼ]

中心部は黒に近い赤色。エッジの部分は赤紫色。あまり透明感がなく、03年らしいといえばらしい色合い。

香りはやや強めだが、パストゥグランのような少し下品な押し出しの強い第一印象だ。酸味の強い赤い果実、揮発香、ほんの僅かなゴム臭など。ストレート過ぎる。

味わいは滑らかで飲みやすい。何故かボルドーのワインのような味わい。濃厚さはあるが若干平板で複雑性に欠ける。美味しいことは美味しいが、後半の展開や奥行きに、いま一歩足りない部分を感じてしまう。酸やタンニンといった下支えする要素の強度が不足しているのだろうか?

ある程度のレベルに纏まっており、飲み進むとそれなりに美味しいが、どうしても味わいが蓄積せず不満感が残ってしまう内容だ。2本購入してあるが、いつ飲むべきか非常に迷っている。

(記:2005.11.23)

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クロ・ド・ヴージョ '98 [メオ・カミュゼ]

枯れくすみ、褐色を含んだ色合い。

香りは中程度で妖しくうっとりするもの。ミント、すえたような熟成香、煮詰めたような濃厚な香り、甘い果実香、若干のドブのような腐敗臭もあるが、アクセント程度だ。

味わいは旨味感があり中庸で素晴らしい。全体にややヒネた感じがあるが、適度な渋みがあり、旨味感が強いため気になる程ではない。健全に熟成している途上にある旨味だ。

凝縮感を問われると若干薄い印象があるが、とても美味しいと思った。この価格なのでテイスティングなのに「おかわり」をした。

(記:2005.9.29)

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ニュイ・サン・ジョルジュ オー・ブドー '90 [メオ・カミュゼ]

4月24日ENOTECA広尾本店の01年カベルネ・テイスティングの際に、しばしば一緒にテイスティングしているWさんに頂いた。健全に熟成した素晴らしいブルゴーニュで得難い経験をした。

エッジは若干枯れ褐色が混じっているが、中心部はしっかりとした赤黒色。

香りは中程度だが、厳重に管理された環境で健全に熟成したブルゴーニュだけが到達できる、妖しく惹き込まれるような素晴らしい香りだ。いつまでも嗅いでいたいと思わせる。

味わいは旨味感が強く、枯れた雰囲気も存分に感じさせる。

本当に良い時期に最高の状態で出会えたことにただ感謝するばかりで、記録に残すべきメモがロクに取れなかった。でも、このワインに出会えた記憶は、ずっと忘れないだろう。

(記:2005.12.25)

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ヴォーヌ・ロマネ '02 [メオ・カミュゼ]

(R)Meo-Camuzet-Vosne-Romanee 02.jpg

96年物以来、新宿小田急のセールでコンスタントに購入しているメオ・カミュゼ。意外に飲む機会が少なく、気が付いてみると一番購入している村名ヴォーヌ・ロマネを1度も口にしていない・・・。ENOTECAのBirthday月割引を利用してテスト用に1本追加購入した。

小豆色を濃くしたような色合い。エッジの部分は透明でキレイな赤色。Grand Cru的なしっかりとした外観をしている。

香りは強くはっきりとしている。抜栓直後は、ローズマリー、ミント、杉林、揮発性塗料など。状態が安定するまで、少しバランスを欠いて僅かだがビオ臭がする。しばらく空気に触れて開いてくると、香りは更に強まり、獣香、汗、体臭、ダークチェリーの要素が加わる。すごく妖しく、はっきり言ってイヤラシイ。

恐る恐る口に運ぶと、意外なほどの旨味感が口内に広がる。そして覆い被さるようなパワフルな酸味。続いて痺れるようなタンニンが舌や口内を引き締める。余韻のほろ苦さはいつまでも続く。一連の味わいはよどみ無く、途中ボケることなく繋がっている。

状態安定後は「ヤラレタ!!」と思わせる村名ワイン。優良ドメーヌのGrand Cruの水準に届いていると思う。味わいにあと僅かに複雑さが加われば、最高のブルゴーニュになると思う。絶対に追加購入する!!→結局ENOTECAで4本追加購入しました。

(記:2005.3.18)

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ニュイ・サン・ジョルジュ '98 [メオ・カミュゼ]

200211-08.jpgメオ・カミュゼは、1996vintageくらいからコツコツと購入しているが、これまで一度も良い思いをさせてもらったことがない。初めて買ったブルゴーニュは、やたらとインパクトばかり強い気品のないワインであったし、アメリカで満を持して購入したニュイ・サン・ジョルジュ ミュルジェはコルク臭が強く付いた(ギリギリ飲用可能な)ボトルだった。今回抜栓したボトルは、98年という決して恵まれた年の産ではないため、あまり期待せず非長熟ブルゴーニュの処分のような意味合いで抜栓した。むろん先日メオ・カミュゼくらいしかマトモに買えなかった小田急のセールに頭にきてこのワインを抜いたという側面もある。

 瓶底に目の細かい土のような澱がかなり溜まっている。色合いは非常に濃くしっかりとした明るさのある赤色で、エッジの部分はやや水っぽいピンクと赤紫。抜栓直後の香りは爆発的で、カシスやぶどうの皮といった赤系の果実香、赤系の花粉の香りがいっぱいに広がる。その後落ち着き、強め~やや強め程度の香りになり、カシス、牛皮、獣香、古い木の皮、バニラ、ミント、ローズマリー、アルコールなど複雑で妖しく楽しめるものに変化する。果実香は味わいにも引き継がれ、口に含んだ瞬間に甘みを伴う果実の風味が口一杯に広がる。その果実味、甘みと共存しながら一瞬遅れて苦味と渋みが現れ、全体を引き締まった状態にしている。タンニンは心地良いが苦味はややキツイ。余韻は特筆するほど長くなく、中庸からやや短めといったところ。苦味が鼻につくが、果実味を味わうには今はまさに飲み頃だと思う。渋みがしっかりとしているので、3年ほど後に飲んでも、それはそれでおもしろい。状態の良いメオ・カミュゼを飲んだのは初めてだが、\5,000という高価格に見合う内容で「嬉しい誤算」だった(時期的なものかもしれないが)。ただし甘みや果実味がウリなので、料理には合わせずらい。単独で飲んでおいしいワインだ。

(記:2002.11.5)

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ニュイ・サン・ジョルジュ 1er cru AUX MURGERS '94 [メオ・カミュゼ]

200108-04.jpg上記のシャルドネの後、2本目にミッシェル・グロのヴォーヌ・ロマネ96を選ぶも、劣化して薬品のような香りとひねた後味に支配されていた。気を取り直して抜栓したのが、このボトルだ。

 Dallasでは、なぜかメオ・カミュゼのボトルをよく見かける。価格は、$50台~$100くらいまで。クロ・ド・ヴwョジョあたりが$99となる。メオ・カミュゼは、保有するわりには1度しか(それも地域名)飲んだことがないので、標準的な年の94年 1er cruを試してみた。

 やや濁りを感じる熟成の進んだ色合い。香りは中程度からやや弱め。汗、ぶどう果汁、若干のカビ臭さ等。香り自体は、あまり楽しめるものではない。味わいは細身であるものの、口当たりから中盤にかけて控えめな旨み感が口内に広がり好印象である。グラマラスなボリュームはないが、一本筋が通った感じ。後味も細身ながら少し苦めの余韻が持続する。ボトルの状態のせいだとは思うが、若干のカビ臭さがあり少し減点材料となっている。また後味にはまだトゲがあり芯が残った感じで、もう1・2年だけ待った方が良いのかもしれない。悪いワインではなく標準以上ではあるが、今回のボトルは熱の影響を若干受けていることが考えられ、細身で少し物足りない印象が残った。僕とニュイ・サン・ジョルジュとの相性のせいかもしれないが、エレガント過ぎてドメーヌの評判なりの味わいは得られなかったように思える。次回はヴォーヌ・ロマネ系のAOCを試してみようと考えている。
(記:2001.8.26)

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