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ジャイエ・ジル Archive

ブルゴーニュ オー・コート・ド・ニュイ '98 [ジャイエ・ジル]

昨年11月に購入したジャイエ・ジルの最新vintageを抜栓した。赤色を深めていったような濃い色合いで、色の質を見ると98年らしい感じがする。エッジの部分は若干水っぽい。オーク樽、卵の腐った香り、ペンキ、胡椒、僅かに湿布の香りも。初日は、オークの風味とカビ臭さが強過ぎ、よほどの樽好きでも好んで飲める状態ではない。2日目になって、酸味や収斂味といったブルゴーニュらしい味わいが加わり、ようやく飲める状態になった。樽と収斂味は非常に長い余韻を残し、10年寝かせるべく作られたgrand cruを連想させたが、同時に過剰でトゲがあった。ボルドーのカベルネ/メルロー的なブレンドしたかのような風味も感じられた。3日目に全体の味わいに丸みが出てきて、ようやく普通に樽の効いたワインのレベルに落ち着いたが、これは本来の味わいではないだろう。96年、97年と「一風変わった1度は飲んでみるといい樽の効いたワイン」という感想を持ったが、今回はただの「変わった樽を使い過ぎたワイン」だと思った。

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ブルゴーニュ オー・コート・ド・ボーヌ'97[ジャイエ・ジル]

左の写真では確認しずらいが、ラベルから糊がはみ出ておりボトルはかなり汚れている。売り場にあった中では、vintageの帯があからさまに曲がって貼り付けてあるボトルもあった。97年ものであるが、コルクは細かい粉のようなカビに覆われている。グラスに注がれた色合いを見ると黒っぽいが、エッジの部分はルビー色で極端に濃いわけではない。抜栓直後は、強いアルコール香や揮発性の酸っぱい香りが主体だったが、5分ほどで調和が出てきて、控えめな甘味を含んだ樽香、アルコール香、果実香、塗料系の香りが混ざり合う複雑なものに変化した。樽香は特徴的ではあるが、96年のオー・コート・ド・ニュイのような支配的な立場ではなく、香りを構成する一要因となっている。味わいも抜栓直後は酸味が強く、ヴォルネーの上質なワインを思わせたが、香りの落ち着きと共になめらかさやバランス感が整ってきた。後味は香りや味わいに釣り合うレベルだが、若干の重みがある。95年や96年の同ドメーヌのワインと比較すると凝縮感に欠けるが、その分酸味が表に出ており、違った意味での楽しみが味わえる。個性があり、この価格ならば買う価値のあるワインだと思う。

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ブルゴーニュ アリゴテ'97 [ジャイエ・ジル]

ブルゴーニュを飲むようになって好きになったもの。それは安い「アリゴテ」である。シャルドネのようなトロトロネットリ感は無いが、いつでも爽やかさや適度な苦味を提供してくれる。
 色調は薄い黄色。このドメーヌの特徴である「樽の風味」は感じられない。それなりの酸味と苦味がありアリゴテらしいワインだが、期待した爽やかさが無いように思えた。ちょっと垢抜けない感じがする。僕の求めるアリゴテとは一線を画するもの。価格も高めでちょっとお奨めできない。

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