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ルイ・ジャッド Archive

ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ '99 [ルイ・ジャッド]

香りは中程度からやや弱め。ドライフルーツを散らしたパウンドケーキ、マロンの香りなど。典型的なハイエンドな白ワインの香りだ。

口に含んだ瞬間に、バニラ、バターの風味が口内にふくよかに広がり、続いて果実味に富んだ少しの甘さを伴う味わいが中盤に現れる。後半からアフターにかけては苦味が蓄積し、いい具合に重厚さを身につける。

飲み進むにしたがって、グっと濃厚さを増し、飲むほどに素晴らしくなるワインだ。高いワインだが、最近の価格高騰を加味すると、まあ妥当な線なのかもしれない。

(記:2007.7.28)

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シュヴァリエ・モンラッシェ ド・モアゼル '99 [ルイ・ジャッド]

やまや新宿店の有料試飲。ボトルを購入する予定は無かったが、このためだけに新宿に足を運んだ。同ドメーヌのバタール・モンラッシェ'99とセットで¥3,000。すごく安いと思うが、午後2時過ぎの時点で3人目くらいだった。やまや試飲で高めの白ワインが出るときは本当に「穴」だと思う。

とても濃厚な黄金色に若緑を含んでいる。すごく重厚な色合いだ。

香りは強めで、向こうから訴えかけてくる、顔を包み込むような芳香。マロン、白い花、蜂蜜、カリンなど複雑な香りだ。ミネラルのような風味もある。温度が高めだったせいか若干緊張感に欠ける緩い部分も感じられた。

口に含むととても上品で、適度に化粧をした上流の婦人を連想させる(無意識に畑の名前を刷り込んでいるせいだろうか?)。控えめな果実味、ほんのりとした化粧品のような樽の風味が口内にふわりと広がる。中盤からは、こなれた苦味が現れ、果実味も濃縮されて、口内をぎゅっと捉える。この捉え方も強過ぎず弱過ぎず、あくまで上品だ。ジーンと深く刻まれるタンニンの苦味は非常に長い余韻を残し、フラッシュバックする樽香と混ざり合っていつまでも飲み手を幸せにしてくれる。本当に長い余韻で、飲み終えた後に何分でもその余韻に浸ることができた(次の一口に進むのが勿体無い)。Grand Cruに相応しいワインだ。

(記:2006.4.23)

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バタール・モンラッシェ '99 [ルイ・ジャッド]

濃厚な黄金色。オレンジ、若緑を含んだしっかりとした色付き。

香りは静止状態では弱め。廻してやるとレモンスカッシュのような柑橘系の香り、ミネラル、ビニールなどの香りが出てくる。全体的には閉じ気味で、こちらから探しに行くと花粉やバニラ香が見つけられる感じだ。

味わいは滑らかで導入部分はいい意味で非常に親しみやすい。またバランスの良さはワイン自体の素性の良さを感じさせる。中盤を過ぎると、その能力を証明するかのように重厚さ、力強さ、樽香のアクセントが次々と顔を出し始める。最初の一口、二口は物足りないが飲み進むに従って味わいを蓄積して良くなってゆく味わい中心のワインだ。味わいの強まりと共に、香りとの融合感もだんだんと良くなってゆく。アフターの印象もGrand Cruにふさわしく、果実感、ナッツ系の渋皮、樽の上品な風味がいつまでも続く。
これも余韻をいつまでも楽しんでいたいワインだ。

(記:2006.4.23)

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コルトン・シャルルマーニュ '02 [ルイ・ジャッド(Domaine des Heritiers Louis Jadot)]

(R)Louis Jadot-Corton-Charlemagne 02.jpg

とても濃いオレンジを含んだ黄色。

香りはやや弱めで全般に閉じている。まず鉱物やユリ系の白い花の香りが現れ、用心深く嗅ぎ続けていると、若いバニラ香やオレンジの果皮のような香りが出てくる。全体的にまだ安定しておらず、ちょっとヒネた印象がある。

口に含むと樽の風味が「ふわっ」と口の中に広がる。現時点で良い意味でも、悪い意味でも樽に「支配」されており、加州の厚化粧なシャルドネのような、わざとらしく浮ついた印象がある。また時間が経過すると前半に甘さすら感じさせる完熟した味わいが同時進行する。後半から後味では、Grand Cruに相応しい渋みとほろ苦さ、焼いた樽の印象が残る。やはりバニラの風味は馴染んでおらず浮き上がった感じだ。

かなりのポテンシャルを感じるが、全くと言っていいほど飲み頃ではないボトルだ。あと2本は、長い年月が経過した後に飲みたいと思う。(きっと価格以上の味わいを発揮すると思う)

(記:2005.10.31)

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コルトン・シャルルマーニュ '01 [ルイ・ジャッド]

これも04年10月23日の「やまや」セールの日に麹町店で試飲したもの。ソゼの1er cruとセットで¥1,000とは破格の設定。

輝きのある緑を含んだ黄色。外観は割と普通な感じだ。香りの強度は中程度で、ライチ、ユリ系の白い花、キク系の黄色い花、それらを配合したシャンプー/香水などが連想される。通常のワインには決してない独特の個性を持った香りで虜になってしまう。口に含むと樽を身に纏った重厚な味わいが感じられる。空気と馴染むまではvintageのせいか後半からアフターにかけての印象が弱々しい。しかし、しばらく時間を置くと後味が口内からフラッシュバックしてくる。杯を重ねるごとに口内に残る樽香の印象は良くなり、重厚さを伴う旨み感が後半に現れてどんどん強くなってゆく。酸味はバランスよく存在するが、それほど強い方ではない。

非常に素晴らしいワインで、独自性と高級感を併せ持っている。1万円出しても、ちっとも惜しくないワインに思えた。(でも、いざ買おうとなると、ジャッドのコルトン・シャルルマーニュって結構高いですね)

(記:2005.1.19)

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コルトン・グレーヴ '96 [ルイ・ジャッド]

今日で30歳になるので、このワインが20代最後に飲んだワインとなる。風邪をひいて体調が万全ではないので、YAHOOオークションで落札した比較的安価なgrand cruを選択した。ドメーヌ・ルイ・ジャッドの生産。それにしても「コルトン」は、地味なgrand cruだと思う。

熟したすぐり色。透かして見ても、エッジの部分に至るまで鮮やかな赤色に染め上げられていて力強い。香りは中程度で、ぶどうの皮、野菜、牛革、樽香などが混ざり合い、特に牛革系の香りが強いので妖しい感じ。口に含むと、ほのかな甘みを伴ったやや弱めの旨み感が口に広がり、続いてトゲのある若干強めの苦味と渋みが口内を引き締める。少し控えめな感じもするが、全体にバランスが取れており、妖しい側面も持っているのでとても楽しめた。僕の好みのタイプだ。今後アフターがまるみを持つにしたがい更に向上するだろう。これまで「コルトン」には馴染みが薄かったが、良い生産者の安価なコルトンに出会ったら是非また購入しようと思った。

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シャペル・シャンベルタン '96 [ルイ・ジャッド]

ルイ・ジャッド自社所有畑から生み出されるgrand cru。ボトル¥13,500、高い!

 熟成の始まりが見える濃いめのルビー色。ただエッジの部分を見ると明るい赤色も見える。こちらも抜栓後6時間を経過しているせいか、華やかな香りは飛んでしまっている。弱めの熟成香とハーブ系の香りがメイン。口に含むと一瞬の甘みとそれなりのボリュームがある旨み感が口内に広がる。後味はしっかりしていて収斂味が主体。心地良い渋みが非常に長い時間消えず、次の一口が欲しくなる。同時に食欲を促進する。後味はさすがgrand cruと言える。抜栓直後のボトルで飲みたかった。コスト的には、ちょっと問題があると思う。せめて1万円を切る程度にならないと買えない・・・。

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