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ルロア(メゾン) Archive

ムルソー グット・ドール '97 [メゾン・ルロア]

非常に濃いオレンジ~黄色。

香りは、マンゴー、ソーテルヌ、醤油など。ソーテルヌ系のニュアンスが強い。

味わいはカドが取れて滑らか。ほのかな樽感があり、中盤は若干弱いが、後半にグッと力強い味わいになる。旨味がぐいぐい押し寄せる、素晴らしく楽しい味わい。

(記:2010.07.23)

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ヴォルネイ 1er CRU '85 [メゾン・ルロア]

やや赤みの強い赤黒色。全体にくすみ透明感が出ている。エッジの部分はピンク~褐色に褪色している。

香りはやや強め。厩舎、スパイス、少し焼けたタイヤなどを混ぜたような香り。焼け焦げたような香りの一方で、スーとするアルコール香もあり、なかなか面白い。

味わいはバランス良く美味しい。ミネラル感があり、適度な酸味、タンニンで整った味わいだと思う。年齢以上に若く感じる。欲を言えば、もう少し複雑性が欲しいところ。

熟成を経て、程よくこなれたバランス良い味わい。メゾン・ルロアらしいワインだと思う。しかし高い! 

(記:2007.11.17)

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ムルソー ジュヌヴリエール '85 [メゾン・ルロア]

ややオレンジがかった少し濃い目の黄色。

香りは中程度からやや強めでハッキリしている。シトラス、ドライフルーツをふんだんに使ったパウンド・ケーキ、マロン、マロングラッセ、アクセントとなる酸味など。温度が上がると、パンケーキのような甘い香りが強くなる。確実にGrand Cru並みの香りだ(Grand Cru並みの畑だが)。

味わいは、こなれていてミネラル感がある。余韻は弱いが確かな味わい。少しサビたようなニュアンスがあり、また煮詰めた果実の甘みがある。

味わいはほどほどだが、香りの面では相当に評価されて良いワイン。残り香の吐息が、いつまでの心地良かった。

(記:2007.11.17)

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ボーヌ 1er CRU '82 [メゾン・ルロア]

かなり枯れた色合い。元々はしっかりした色付きのワインに見えるが、全体に褐色化が進み透明になっている。香りは強めで、ある種の香水、芳香剤の花の香り(スズラン、スミレ、バラなど)。他に汗や酸の要素がある。鼻腔の奥にしみ込むような花の香りが、すごく心地良い。

しっかりと楽しめる旨味感の強い味わい。また唾液の分泌を促進する酸も良質で、非常にメゾン・ルロアらしい味だと思う。香りの雰囲気と味わいの連続性が無いように思えたが、特にマイナス要因にはなっていない。アフターにおける旨みの継続性や凝縮感がもう少しあれば最高だが、さすがに余韻の段階になるとほのかに消えていってしまう。後に残される渋さはとても良質。

飲みやすく分かりやすい味。複雑性もあり、私は好きなタイプだが、評価においては多少賛否が分かれると思う。だから価格も少し安いのだろう。(2本購入した)

(記:2007.11.17)

アロール・コルトン '87 [メゾン・ルロア]

元々はしっかりした色合いだが、枯れて透明感がある赤黒い色合い。エッジは桜色になっている。

香りはやや引っ込んだ感じ。クールなミント系、杉林、スパイスなど。揮発性があり、同時に複雑で好印象だ。

味わいは玄人向け。しっかりとした確かな旨みを中盤から後半にかけて現わす。キレイに熟成しており、枯れた風味が全体を通して感じられる。後半からアフターにかけての収斂味もかなり良く、適度な強度を保っている。

ボトルの状態が非常に良く、キレイな熟成状態だ。村名なのであわよくば購入しようかとも思ったのだが、価格を確認してヤメにした。

(記:2007.11.17)

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サヴィニー・レ・ボーヌ '83 [メゾン・ルロア]

透明感ある赤色で、エッジは枯れた桜色になっている。

香りはやや強めで主張がある。甘さを伴う揮発香、建築用塗料。チェリー、クランベリー系の米国製のお菓子の人工的な香り。フルーツ、スパイスなどを煮詰めたコンポートなど。

味わいは枯れた風味を主体にしているが、確かな旨味感が伴う。インパクトが強く、酸や枯れた印象が強いので、賛否は別れるだろうが、古酒好きは必ずこのワインの価値を見出すだろう。ちょっと酸が強く、大量に飲むことはできないが、すっぱ美味しいワインが好きな人間にとっては苦にならない。 

(記:2007.11.17)

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ボジョレ・ヴィラージ プリムール '04 [ルロア]

(R)Leroy-Beaujolais-Villages PRIMEUR 04.jpg

今更ながらのボジョレ・ヌーボーだが、結論から言うと、これまで飲んできたボジョレ・ヌーボーの中で一番美味かったボトルだ。

鮮やかな赤紫色、透明度も高い。香りは強めで、甘いキャンディやスミレ、ボジョレらしいダークチェリーなどの果実香が中心。時間を経過すると、汗や獣香、ビニールなどの風味が出て、上質のブルゴーニュに対抗できる複雑さ、面白さに変化する。

味わいも香りに負けず楽しめる。果実の甘みとふくらみ、酸味、ほろ苦さ、酵母感が順に現れ、構造がしっかりとしたバランスの取れた味わいを提供してくれる。厚みが適度にあり、心地良いアフターが非常に長い時間持続する。

ここまで数本、有名生産者のボジョレ・ヌーボーを飲んだが、それらに共通していたのは、果実、酸、苦味のバランスの良さと、しっかりした構造だ。僅か数本からの推測だが、04年のブルゴーニュは意外に良いvintageかもしれない。

(記:2005.2.3)

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ボージョレー・ヴィラージ プリムール '02 [メゾン・ルロア]

200211-03.jpg例年はフルボトルでボージョレー・ヌーボーを飲むことは絶対にないが、今年はメゾン・ルロアのプリムールが一般のヌーボーと同じ価格で入手できることを知り、急遽購入することにした(以前買った「ボージョレ/ソーヴィニオン・ブラン」向けのリーデルグラスをおろしたかった、という理由もある)。仕事の都合で22日(金)の夜に飲んだ。

 これまで飲んだボージョレーと比較すると黒みの強いしっかりとした色合い。エッジの部分を見るとピンクと赤紫がよく色づいている。香りは中程度。ややスパイシーなガメイ果汁独特の香りで、ヌーボーなどにしばしば伴うイヤみな薬品臭さはない。僅かに獣香、レザーや梅の風味もある。やや酸が強いがクリーンで飲みやすい味わい。それなりに複雑で、ボディも凝縮感があり見た目に見合うほどしっかりとしている。抜栓後2時間ほど経過すると、果実味の中に旨み感が生まれてくる。後味は渋みと苦みが強めで、渋いぶどうの皮や種をしゃぶっている時のようだ。他に酵母のような風味があり、ビールを飲んだ後のような余韻が残る。余韻はボジョレーとしては、かなり長く持続する。

 ボージョレーは年に1回グラスで飲む限りだが、過去飲んだ中でも2番目か3番目と思われる中身の詰まった内容だった。もしボジョレーを選べと言われたらブランド価値も考慮して間違い無くこれを選ぶとは思うが、個人的にはガメイのスパイシーさが苦手なので偏見も含めて絶対評価はやや低めにした。

(記:2002.11.23)

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サヴィニー・レ・ボーヌ レ・プイエ '76 [ルロア]

ネゴシアン・ルロアの古酒。サヴィニー・レ・ボーヌの古酒(78年)を、以前人に贈って好評を頂いたので自分でも買ってみた。ただしvintageは76年。澱がどっさりと出ており、池の底に沈んだ枯葉のように溜まっている。またvinatage表示のラベルの反対側にペンキを塗ったような澱と酒石酸がこびりついている。コルクには黒カビが生えており、何か虫に喰われたような跡もあり、掘り起こされたコルクの粒々が表面に積もっていた。

エッジの部分を観察すると、オレンジがかった熟成した色合いを見せるが、グラスに100CCほど注ぐと近年のブルゴーニュと見分けがつかないほどしっかりした色合いを見せる。

完全に熟成した中程度の香り。チェリーリキュール、アクリル等の他に甘さを感じさせる香りもある。

抜栓初日は、渋さばかりが目立ち、あと10年寝かせても保つ(向上はしない)ようであったが、1日冷蔵庫で保管したところ味わいが一変した。甘みや旨み感がはっきりと現れ、後味の渋みも適度に持続する。香り、口当たり、後味の中にピークを過ぎたブルゴーニュの特徴を時折見せるが、全体として素晴らしいワインだと感じた。是非、デカンタして空気と馴染ませてから飲んで欲しい1本。(ちゃんと扱ってやれば)お奨めの1本!

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ブルゴーニュ ルージュ 2000 オマージュ [ルロア]

トレジャー・ハンティングの末等として獲得した4本のボトルのうちの1本。昨年の4月に飲んでいるため今回が2本目となる。先日、ENOTECA有楽町西武店のテイスティングバーで飲まれているところを目撃したが、昨年4月に飲んだボトルとは明らかに違う鮮やかな赤色をしていた。出荷されたボトル数が多いようなので、ロットによるバラツキが大きいのだろうか?1999年の\10,000以来順当に価格を下げ、現在の相場は\2,980だ。

 やや濁りのある暗赤色。エッジの部分を観察すると褪色が見える。香りはやや弱め。果実香、体臭、スパイス、ゼラニューム。口に含むと一瞬甘みと果実味が感じられフレッシュさを連想するが、すぐに強めの酸味が訪れ、果実感を打ち消す。タンニンは昨年に比較してまるくなったようだ。後味にはチーズのような風味を残す。瞬間的に若さを残しているが、全体を見ると既に下り坂に入っているワインのようにも思える。1999年から2000年をターゲットにピークを持っていった80年代~90年代前半のブルゴーニュのように推測する。価格的には\3,000程度であれば納得できる。実はまだ4本くらい在庫があったりする。

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ショレイ・レ・ボーヌ '95 [ルロア]

自宅抜栓の今年2本目。今度はルロアのネゴシアン物を起用した。本ワインは、以前「すじ」さんからお奨め情報があった品。11月末のやまやのセールで気軽に抜ける値段で購入した。

 色は透明度の高いルビー色。エッジの部分を見ると褪色が始まっている。ルロアらしい、しっかりとしたおいしそうな色合い。抜栓すると、ぶどう果実と油絵の具を連想する強い香りが爆発し高校の美術室のような臭いがするが、5分ほどで急速に収束して、木や酸を主体にした弱弱しい香りに落ち着く。味わいは、果実味が閉じている感じで、酸味と渋みを中心に朽ちかけた木の雰囲気が若干感じられる。果実味が閉じているせいで全体にぼやけた印象で、ちょっと物足りないワイン。もっと早くに飲むべきだったか、あるいはずっと先に飲むべきワインなのだと思う。ただし、熟成によって向上するかは五分五分といったところ(もしかしたらもっと分が悪いかも)。

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ムルソー '98 [ルロア]

インターネットショッピング(楽天市場)にて購入したルロアのネゴシアン物。

色は、やや薄い黄色にオレンジが混じる。香りは硬めで弱いが、鉱物、バター、ナッツ, パウンドケーキといった風味が少しずつ出てくる。

味わいについても抜栓当初は硬く水っぽさが目立ったが、温まるにしたがいじわじわと苦味を伴う柑橘系果実やナッツといった樽を強く感じさせる味わいが滲み出てきて口の中に蓄積してゆく。これらの味わいに加え、カラメル、バターを連想させる若干の重さを伴う後味が非常に長く口内に残る。

樽の主張が強いため樽香を嫌いな人には、ちょっと辛い味かもしれない。2日目でも衰えが少なく十分に楽しめる。ムルソーというよりはピュリニー・モンラッシェに近い性格のようにも思えた。樽の風味がもっと大人しくなった頃に残りの1本を飲んでみたい。

※今、飲みながら原稿を書いていたら、筐体やキーボードの上にこのムルソーを派手にぶちまけた!大丈夫かなあ・・・。

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