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ペロ・ミノ Archive

シャルム・シャンベルタン '03 [ドメーヌ・アンリ・ペロ・ミノ]

どんより曇った感じで濁りのある赤みの強い赤黒色。

香りは中程度で大人しめ。甘さのあるアルコール、スミレ、汗、揮発香、心地良い焦げ臭など。じっくり嗅ぐとどんどん良さが見つけられる。

非常に自然な旨味。理屈抜きの美味しさ。誰が飲んでも美味しく感じられ、また複雑さを感じられる味わいだと思う。

この価格は頂けないが、さすがフラッグシップらしい味わいだと思う。

(記:2006.8.26)

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ニュイ・サン・ジョルジュ 1ER CRU LA RICHEMONE V.V. '03 [ドメーヌ・アンリ・ペロ・ミノ]

艶を失った赤黒色。透明感は向こうが見えるか見えないか程度。

香りは中程度からやや強めで。シャープで特徴のある香りだ。ミントとアルコールのフレーバーが、すっと鼻の奥に浸透してくる。

味わいは非常に滑らかで'03年のブルゴーニュとは思えない。自然な旨味を生かしながらクリアに仕上げている。飲み進むと後半の力強さと粗さがやや目立つようになる。まだ完全にこなれきっていないようだが熟成すれば粗さも取れると思う。

「しみじみとした旨味」が持ち味のペロ・ミノの良さが反映されたワインだ。後半の粗さのためやや評価を落としたが、今後更に向上すると思う。

(記:2006.6.4)

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ヴォーヌ・ロマネ '03 [クリストフ・ペロ・ミノ]

暗い赤紫色。透明度は向こうが見えるかどうかの境目。

香りは中程度だが閉じ気味のようだ。カシス、ミント、アルコールなど。甘く揮発性のあるクールな香りだ。少し置くと焼いた樽の香りも出てくる。

口に含むと、果実と酸がとても可愛い感じのワインに思えた。ちょっと元気過ぎる酸が口内をハネ廻る。後味は力強く、若干だが金気を残すこともある。また粗いタンニンが口内を強く痺れさせる。

力強さを持て余したワインだ。できればもっとバランスを取って欲しい。

(記:2006.6.4)

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モレ・サン・ドニ LA RIOTTE V.V. '00 [ドメーヌ・クリストフ・ペロ・ミノ]

艶は失いつつあるが、しっかりと色付いた赤黒色。透明度は高い。

香りは中程度からやや強めで熟成香が出ている。土や落ち葉の香り、'00年のワインとはとても思えない。

味わいも香り同様よくこなれており、酸味を中心とした熟成した印象を楽しめる。前半から中盤にかけては少し水っぽく厚みをかき、後半は酸がやや多い。酸の多さから考えて、合わせる料理次第で丁度良くなるように思えた。

Vintage以上の不思議な熟成感を持ったワイン。飲んだところ全く劣化は感じられなかったが、何故か熟成のスピードが早過ぎる・・・。

(記:2006.6.4)

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シャルム・シャンベルタン V.V. '02 [ドメーヌ・アンリ・ペロ・ミノ]

4月30日付けでペロ・ミノ・テイスティングをUPしているが、このテイスティングは、それよりも前に行っており更新が前後している。絶対評価で「( )」分だけ差があるのは、抜栓後の状態が主な要因。

ピンクを強く赤くしたような色合いで、意外に透明感がある(以前のスタイルは、もっと黒っぽかった)。

香りは中程度からやや強めだが非常にインパクトがある。甘いキャンディ、果実、ミント、杉林、仏壇のような香りもする。他にインク、ローズマリー、バニラなど。非常に複雑で甘く楽しめる。

味わいは、未だ樽の要素が浮ついている部分が目立つが基本的には旨い。果実をサクサクと噛んで、美味しく頂いている状態だ。口内に旨みが一杯に広がって、幸せな気分になれる。それでいて、アフターはタンニンがしっかりとしていてラストを引き締めてくれる。

ストレートに美味しいと思えるブルゴーニュだ。もう少し安く手に入れば購入対象となる。

(記:2005.5.7)

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モレ・サン・ドニ EN LA RUE DE VERGY '02 [ドメーヌ・アンリ・ペロ・ミノ]

4月28日、会社を休んでENOTECA広尾本店の「BURGUNDY WINE ACADEMY」に参加した。テーマは02年のペロ・ミノ。普段あまり馴染みのない生産者だ。

平日夜のテイスティングとあって参加者は総勢8名。かなりのブル・フェチが集まっているように見えました。講師はブルゴーニュ好きの高村店長。自分がこれまで飲んできた同ドメーヌワインの印象や、生産者に聞いた各種情報の説明が中心。「対話形式」で進んだため肩肘張らずに楽しく過ごせました。

1番目はモレ・サン・ドニの村名ワイン。ペロ・ミノは、畑の個性を大切にするため畑ごとに瓶詰めし、村名でも畑名をエチケットに表示して販売しているそうだ。
また「先代からの畑=DOMAINE HENRI PERROT-MINOT」「クリストフ時代からの自社畑=DOMAINE CHRISTOPHE PERROT-MINOT」「借用畑=CHRISTOPHE PERROT-MINOT」という区別もしているので、様々なヴァリエーションが存在する。

キレイでしっかりと色付いた赤色。透明感がとても美しい。

香りはやや強めから強め。香りの輪郭がハッキリとしており、パっと嗅いだ瞬間に良いワインだと思える。インク、絵の具、赤い果実、僅かに墨汁。時間が経過するとロースト香が出て、甘い要素が強まる。香りに厚みがあり、ムっと顔を覆うような迫力と、鼻から脳に抜けるような揮発香を併せ持っている。

味わいはスープを飲んでいるときに感じるような旨味感、ミネラル、アルコール感など。とても良いバランスのワインで、後半から後味にかけて強過ぎず弱過ぎず、程よい旨味と苦味を口内に残す。

エレガントだがしっかりとした内容のある好みのタイプのブルゴーニュだ。価格相応に思えた。(テイスティング前に既に2本購入していたが、後悔無い品質だった)

(記:2005.4.30)

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ヴォーヌ・ロマネ AU DESSUS DE LA RIVIERE '02 [クリストフ・ペロ・ミノ]

2番目はヴォーヌ・ロマネ村名の畑名付きワイン。借地で栽培したぶどうを使っている。A.F.グロなどが所有している「オー・レア」の東側で、R.N.74沿いの低い区画のようだ。

やはりしっかりと色付いた赤色で透明感がとても美しい。1番目のモレ・サン・ドニと比較すると、ほんの少しだけ黒みが強い。

香りは中程度。最初はやや閉じ気味で引っ込んでいた。時間の経過と共に甘さが前面に出てくる。甘い果実、ミント、杉林など。僅かに汗のような酸を感じさせる要素もある。

味わいは最初大人しく、カビっぽさも感じた。開いてくると革やスパイスが感じられるようになる。渋みと酸味を主体としたワインで、食欲をそそる味わい。時間が経過すると、甘み、旨味が加わってくる。良いワインだと思うが、この日の中では少しインパクトに欠けるグラスだった。

(記:2005.5.1)

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ニュイ・サン・ジョルジュ 1ER CRU LA RICHEMONE V.V. '02 [ドメーヌ・クリストフ・ペロ・ミノ]

3番目のワインは1er Cru。ニュイ・サン・ジョルジュ北側地区で、LES DAMODESやAUX MURGERSに隣接する意外に良さそうな小区画だ。

1つ上のヴォーヌ・ロマネと同じ傾向だが、更に黒みを強くし、色付きをしっかりとした色合い。

香りは中程度でまずコゲ臭が目立つ。このワインも様々な要素から構成される甘い香りを持っており(ユリの花のような甘さもあった)、鼻の奥にジワっと浸透して来てとても気持ちが良い。

味わいは滑らかで、始めの2つのワインより厚みを感じる。中盤からほのかに現れる旨味感があり、後半に出てくる渋みと合わさって中庸のほんのりと長続きする余韻を残す。非常にタンニンが良質で、ミネラル、塩気、舌が気分良く痺れる感覚を与える。

しみじみと美味しい余韻を感じられるすごく好みのワインだが、いかんせん値段が高い。¥7,000台くらいで購入できたら良いのだが・・・。

(記:2005.5.1)

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クロ・ヴージョ '02 [クリストフ・ペロ・ミノ]

01年がFirst Vintageのクロ・ヴージョ。畑の位置は飛び地で幾つかあるそうだが、それほど良い立地ではないようだ。

前の3つのグラスとは明らかに異なり、黒みがかなり強くなっている。ややくすんだ感じで、透明度はそれなりに保持している。

香りはやや強めから強め。やはり鼻の奥に纏わりつく甘い香りが目立つ。赤い果実、キャンディ、時間を経過するとロースト香が強くなる。

味わいは、かなりのインパクトを感じるほど旨味感が強くハッキリしている。前半を中心に美味しさを発揮するタイプで、口の中でずっと転がしていたいと思った。後半が意外に弱く、時間の経過と共に渋みが出てくるが、前半のインパクトに負けているせいか余韻の印象は薄かった。

素直に誰もが美味しいと思えるワイン。初心者も含めて飲むならこのワインで、玄人衆と飲むなら次のシャルム・シャンベルタンが適当だと思える。

(記:2005.5.1)

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シャルム・シャンベルタン V.V. '02 [ドメーヌ・アンリ・ペロ・ミノ]

この日のトリは、ペロ・ミノのフラッグシップ的な畑のシャルム・シャンベルタン。(ちなみに、マゾワイエール・シャンベルタンや、「クリストフ・ペロ・ミノ」名のシャルム・シャンベルタンなども生産しているそうだ)

黒みが強い一方、しっかりとした赤がキレイな色合い。

香りは強めで、赤い果実を始めとする強い甘さと、ミントのようなクールさ。汗のような酸のニュアンスもある。他にアクリル塗料、タイムなど。とても複雑だ。

味わいはコクがありよくバランスが取れている。用心深く飲むと、しみじみとした旨味感と酸味が味わえ、それが消えるとニガリを思わせるようなミネラル分が現れて長く余韻に残る。また時間が経過するとバニラの要素が強くなってくる。

杯を重ねるごとに良さが増すワインで、複雑で長く口内に残る余韻がとても素晴らしい。

(記:2005.5.1)

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ペロ・ミノ テイスティング総括

<ペロ・ミノの感想>
普段あまり馴染みのないペロ・ミノだが、そんな私でも過去何回かはテイスティングで飲んでいる。その時は「黒くて最初のインパクトはあるが、後半単調でややつまらないブルゴーニュ」という印象を持っていたのだが、今回はその印象を良い意味で覆された。エレガントに装いを変える一方で、芯の強さや旨味感は向上させており(02年のせいかもしれないが)、比較的私の好みのタイプに近づいている。この方向性で独自の個性がもっと加われば、デュジャックのようなスタードメーヌになれるのでは、と感じた。

<BURGUNDY WINE ACADEMYについて>
冒頭にも少し書いたが、雰囲気としてはブルゴーニュ好き有志が高村店長を中心に集まってみました、という感じ。堅苦しい感じは全く無く、普段のテイスティングと比較してもゆったりと楽しめたと思う。会費も¥5,250とリーズナブル。普段脚光を浴びにくいドメーヌを取り上げるという点も面白い。平日の夜(18:30開始)というのが最大の難関だが、5月も万障繰り合わせて参加したいと思う。(→次回からは19:00スタートに変更らしい)

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