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ルロア(ドメーヌ) Archive

オーセイ・デュレス レ・クロ '98 [ドーヴネイ]

かなりオレンジの強い濃い黄色。

初めはメゾン・ルロアの古い白ワインと共通する少し古臭い香り。古い木樽、コルク、ワラ、酸、少しすえた感じの香り、それに甘さを感じさせるトロピカルフルーツ系の香り(パイン、やマンゴー)。しばらく経つと、グレープフルーツの皮、レモンなど果実系の香りの厚みが増す。

味わいはバランス良く力強い。後半には酸が強くなる。複雑性はそれほどでなく、中盤は旨味感があるが厚みはほどほど。高級感や高貴さ、あまり感じられない。

しばらく置くと、後半にじんわりと味わいを出してくる。飲み続けることによりパパイヤ、マンゴー系の果実感、酸とタンニンが蓄積してゆく。後半に旨味と甘みが集中し、満足できる味わいになる。

大人しいタイプで、抜栓してすぐにドーヴネイ的な感動を提供してくれるボトルではない。長い時間掛けて向き合うべきワイン。

(記:2010.8.7)

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ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ヴィニロンド '94 [ドメーヌ・ルロア]

かなり枯れており、熟成を感じさせる色合い。

香りはイチジクのジャム、ダークチェリー、ハーブ、い草、獣香など。時間の経過と共に複雑さが増した。

口に含むと強い熟成感がある一方で、確かな果実感も残っている。抜栓後の酸化の進み方が少し早い。完全に熟成した旨味感がじんわりと広がり、酸味と旨味が混じり合ったアフターが長く続く。

理屈抜きに旨いワイン。さすがルロアと思える名品。

(記:2010.8.7)

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ニュイ・サン・ジョルジュ オー・ブドー '96 [ドメーヌ・ルロア]

ルロアらしく10年の経年以上に枯れた外観。くすんだ赤黒い色合いが細かい粒子から構成されている。また濁りが強く、中心部の透明感があまりない。

香りはやや弱めで熟成からくる「落ち葉や腐葉土系の匂い」と「過熟した果実のような甘い匂い」がする。サロンパスに自然なフルーツの風味を付けたような感じ?他にビニールのような匂いもある。

味わいはクリアでキレイだ。バランスが良く上品。とりわけ『酸』が素晴らしく、飲み進むと酸に起因する旨味が非常に上品に蓄積する。酸味とほろ苦さは蓄積するごとに心地良さを与えてくれるため、余韻の満足感がどんどん素晴らしくなってゆく。

最初のインパクトは弱いが奥行きがあり尻上がりに良くなるワイン。しみじみと楽しめる味わいで、1年に1本出会えるかどうかというレベルで酸がキレイで伸びやか。旨味感もじんわりと現れる。ブルゴーニュの本来的な王道をゆくボトルで、しみじみと楽しむ相手にはもってこいだ。

(記:2006.3.25)

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ヴォルネー サントノ・デ・ミリュー '01 [ドメーヌ・ルロア]

これも'04年10月16日の有料試飲で飲んだもの。2日前に書いたシャンボール・ミュジニー レ・シャルムとセットで¥3,000だった。

ややぼやけた艶のない外観。中心からエッジに向けて、ゆるやかに褐色化してゆく。香りの強度は中程度からやや強め。梅、揮発香、汗、甘いパウンドケーキなど。また喉から脳に向けてミントの香りが浸透する。味わいは最初やや薄めで上品。後半からじんわりと口内に広がってくる。アフターには柔らかく優しい渋みと酸味があり心地良い。

若干の物足りなさを感じつつ、ブルゴーニュ情報を交換しながら1時間くらい置いてみると、かなり印象が変ってきた。キノコのような香りが加わり、味わいにも厚み、旨み、ミネラル感が出てきて非常にバランス良い、満足度の高い構成に変化した。抜栓直後はそっけないが、時間の経過と共に深い奥行きを見せるワインだ。

(記:2005.1.22)

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シャンボール・ミュジニー レ・シャルム '01 [ドメーヌ・ルロア]

'04年10月16日の道玄坂店グランドセール(事実上の開店セール)での有料試飲。'01年とはいえドメーヌ・ルロアが2Glassで¥3,000はお得と思い参加した。店の奥、冷蔵庫の前での立ち飲みであったが、かなりDeepなブルゴーニュマニアが参加していたため、いつのまにか情報交換会となり、気がつけば1時間半もの時間が経過していた。

ねっとりとした外観。ややぼけた艶のない色合い。エッジは褪色が進んだような褐色。香りの強さは中程度で、甘い果実、お菓子、梅など。味わいは酸味主体で確かに美味しいが面白みに欠ける。アルコール感は強い。以上が抜栓直後の印象。

これが30分くらい経過すると大化け!まず香りではローストしたコーヒーのような樽の風味、体臭のような風味が現れ、当初の甘い香りと混ざって複雑性を増す。味わいには厚みが加わり、酸味が強くシャープになることでインパクトのある満足できる強さに変身した。アフターには塩っぽさやミネラル感も加わる。

抜栓から1時間の間に状態がどんどん好転していった。じっくりと向き合うことで真価を見せてくれる渋いワインだ。


(記:2005.1.20)

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