Home > ブルゴーニュ > エティエンヌ・ソゼ Archive

エティエンヌ・ソゼ Archive

ピュリニ・モンラッシェ シャン・カネ '04 [エティエンヌ・ソゼ]

やや薄めの輝きのある黄金色。

香りは中程度。最初は、やや硬い感じで、白い花の控えめな香りを嗅いでいるようだ。これに柑橘系果実の皮を思い切り絞って最後に出てくるような香りが加わる。温度が上がり、酸素と触れ合うと徐々に開いてゆき、最終的には押し出しの強い明確な香りに変化する。樽に由来する木の香りもうまく加わって好印象だ。

口に含むとまず樽の風味が口内に広がる。若干わざとらしいが過剰な訳ではなく、高級さを演出している。ミネラル感が十分で、さりげない複雑性がいい味を出している。後半は苦味の芯を纏った酸が、しっかりと全体を支えている。アフターにはナッツのような風味があり。温度がぬるくなってくると、味わいの濃度が「濃厚」に変化し、旨味感が最高潮に達する。

飛びつきたくなるような突出した特徴はないが、じんわりとした美味しさやバランス感が素晴らしい。'04年っぽい酸の強さもプラスに働いているように思える。ソゼらしい造りだ。

(記:2007.6.9)

Continue reading

ピュリニー・モンラッシェ ラ・ガレンヌ '01 [エティエンヌ・ソゼ]

蛍光色に近い明るく濃く人工的な黄色。なかなかすごい色だ。

香りは強めで熟成感があり主張が強い。ただ前半の好印象が長く続かず、伸びや奥行きに欠ける。全体的に鉱物的な印象が強い。

口に含むと、美味しいバターが舌に当たったときのような風味、マロン、ケーキ生地など、ふわっと口内に広がる。味わいの強さは中庸。後半からアフターでは、喉の奥、鼻の奥に樽の心地良い風味が住みついたような状態に。焦げたナッツの風味があり、飲み進むとじんわりとした収斂味が樽香とマッチしてインパクトを増し面白い。馴染んでくると、喉の奥に長くほろ苦さが残る。

悪い年ながら1er cruのソゼのレベルをクリアしており、楽しめるボトルだと思う。杯を重ねるごとに良くなるタイプだと思う。

(記:2006.11.25)

Continue reading

シャサーニュ・モンラッシェ '04 [エティエンヌ・ソゼ]

やや薄めの輝きのある黄金色。通常年より透明度が高いように思える。

香りは閉じており弱め。腋の下の匂い、白い鉱物的な香り、レモンの皮、ビニールなど。

割とストレートな柑橘系の味わい。'02年や'03年に垣間見せた高級感はない。ほのかな旨味感がある。

普通にさっぱりとした白ワイン。¥6,000の価値はないと思う。やはりソゼは1erを買った方が良いと思う。

(記:2006.7.29)

Continue reading

ピュリニ・モンラッシェ シャン・カネ '00 [エティエンヌ・ソゼ]

新宿店でルイ・ジャッドのGrand Cru2種を試飲後、赤坂店に「はしご」してテイスティング。1杯¥500なのに午後4時の時点で抜栓されていなかった。

濃いしっかりした黄金色。

香りはやや閉じ気味で弱め。控えめな白い花、女性の汗や体臭など。

濃厚でミネラル感が強い味わいで、空気と触れ合うに従って柑橘系の凝縮感が強まり、最初ほのかだった旨味感もどんどん明確で外向的になっていった。中盤以降は、ぎゅっと口を捉えるような濃厚な味わいが広がり、アフターには心地良い、やや強めの苦味と酸味が長く尾を引く。酸味と苦味の混ざり具合が非常に絶妙で素晴らしく、2杯目以降はピーナッツのような風味が加わって本当に楽しめた。

複雑性や深さではGrand Cruに及ばないが、果実味、旨味感、余韻において素晴らしい内容があり、¥8,000弱の価格でも妥当だと思えた。他に注文する客もいなかったので、思わず4杯(ボトル1/3程度)も飲んでしまった。「一人占め」だ。(店の人は呆れ気味)

(記:2006.4.23)

Continue reading

ピュリニー・モンラッシェ '03 [エティエンヌ・ソゼ]

やまや赤坂店の有料試飲で、8/27に飲んだ。Glass¥300。

淡い黄色。若く、僅かに緑色を含む。

香りは中程度で、レモン果汁、柑橘類の皮、ビニールなど。やや奥に引っ込んでいるように思えた。

味わいはとても良い。好感が持てる。旨味が前半にあり、後半にはミネラルっぽさが感じられる。ただし村名ゆえか持続性に乏しく、少し中抜けな印象がある。アフターは適度な苦味とバニラの風味で、だんだんと口内に蓄積し、力強くなり、ローストした風味も感じられるようになった。

物凄く良いワインという訳ではないが、価格に見合った高級感を備えている。02年の村名も平年に比べると優秀だったが、03年もなかなかの出来だ。

(記:2005.9.15)

Continue reading

モンラッシェ '01 [エティエンヌ・ソゼ]

やまや赤坂店の有料試飲で、上記村名と同時に飲んだ。Glass¥2,000(安い!)。

しっかりと色付いた黄色。会社で資料のチェックに使う蛍光インクのようだ。僅かに緑色を含む。

香りはやや強め。ビニール、白い花、ドライフラワーで作った匂い袋、柑橘類の皮など。香りの強度は強いが、明らかに閉じ気味で、ポテンシャルのかなりの部分を隠しているように思えた。

味わいは若いが「モンラッシェ」の特長をしっかりと備えている。前半は、ほのかな旨味があるだけで厚み感もあまり感じられない。それが後半になると俄然「モンラッシェ」風味が立ち上がってくる。マロンや焼いた樽のロースト感が旨味感と混じり合い、口の中一杯に広がり心地良い。程よい重さとタンニンがあり、アフターは非常に長い。飲んだ後は鼻にモンラッシェの風味が抜けてゆく。時間が経過すると酸が勝ってきて力強さが増す一方、独特の印象が弱くなり普通の良いワインのレベルに落ちる。

確かに(何もつかない)モンラッシェの味わいを持っている。だが全体の構成感などを考えると、その中では中位から下位に属すると思う。¥40,000弱の価格では、ちょっと後悔するかもしれない。

(記:2005.9.15)

Continue reading

ブルゴーニュ '02 [エティエンヌ・ソゼ]

しっかりとした銀の錆びたような飴色。「ブルゴーニュ」としては意外なくらいのネットリとした脚を残す。

香りはやや弱めで、レモンの皮や硬いミネラル系が感じられ内向的に思える。

一方味わいは、非常にボリューム感があり、「強い」味わい。酸、苦味、果実味の全てが「強く」、ガツンとくる。若干のみずみずしさはあるものの、アフターはグレープフルーツを食べた後のような印象が長く残る。

1er cru以上の複雑味や感動は無いものの、なかなか楽しめ、価格的には妥当のように思える。(ただし、ソゼの上位ワインを連想できる系列の味わいではない)

(記:2005.2.6)

Continue reading

ピュリニー・モンラッシェ ラ・ガレンヌ '00 [エティエンヌ・ソゼ]

04年10月23日の「やまや」セールの日に麹町店で試飲したもの。新宿店からハシゴしたため、丁度昼頃に麹町店に着いたのだが、僕が最初の1杯だった(抜栓はしてあった)。これだけの白ワインが¥1,000で飲めるのに勿体ない・・・。

輝きがあり、緑を含んだ黄色をしている。またグラスを廻すと大量の脚を残し、ねっとりとした外観を示す。香りは強めで魅力的。馬小屋、腐敗臭、焦げた火災現場、柑橘類、揮発香などが次々と現れ、引き込まれるようだ。味わいも複雑、濃厚でアルコール感が高い。後半にかけて現れる苦味、ナッツ、樽の風味も好印象だ。後半部分では少し水っぽさも感じられるが全体の印象を損なうほどではない。
憧れのソゼ1er cruの期待に応えるワインだった。次に書くルイ・ジャッドのワインも良かったため、予定した休日出勤をやめにして「おかわり」した。

(記:2005.1.17)

Continue reading

ブルゴーニュ シャルドネ'00 [エティエンヌ・ソゼ]

200303-02.jpg中程度からやや薄めの黄色。香りも中程度からやや弱めで、メロン、完熟したグレープフルーツ、女性の汗、銀磨き液、アクリル塗料、コルク臭など。コルクの悪臭が明らかにワインにダメージを与えている。味わいは、やや強めで、柑橘系の味わいを中心にバランスが取れてボディがほどほどしっかりしている。果実の風味からは、ほのかな甘みすら感じられる。杯を重ねると、後味は濃厚になり苦味がかなり強くなる。またミネラルや塩気も強く口内に残る。我慢がならないのは、中盤から後味にかけて、香りで現れたコルクの風味が全ての良い要素を消し去る点だ。状態さえ良ければ価格を大きく上回るシャルドネのようにも思えるが、今回のボトルは「飲むのやっと」というものだった。機会があれば、他の店で99年ものあたりを試したい。

(記:2003.3.16)

Continue reading

Index of all entries

Home > ブルゴーニュ > エティエンヌ・ソゼ Archive

Links
Search
Feeds
Recent Comments
Recent Entries
Archives

Return to page top