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オーストラリア Archive

カベルネ・ソーヴィニオン '07 [パリンガ]

黒みの強い色合いで中心部は向こうが見えるかどうか。エッジは赤紫色。

ハッキリと強い香り。カシスやチェリーのジャム、ジュレ。揮発感を伴ったブルーベリー、ミントの風味。それぞれの印象が強烈。

口に含むと意外なことにミネラル感が強い。それにやや強めの収斂味。口の中が渋美味しい。ジーンと痺れる印象が長めに続く。中盤には果実感と苦みのインパクト。しかしアフターには安ワイン的な薬品、ゴムのような風味があり大きなマイナス要因。

難はあるもののプラス要素も大きく見捨てられない(コストパフォーマンスがかなりいい!)。何年か置くとそれらの要素が消える可能性が高く思えた。(この価格帯のワインのストックは難しいと思うが・・・)。

(記:2009.9.21)

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マーガレット・リヴァー シャルドネ プレリュード・ヴィンヤード '01 [ルーウィン]

(R)Leeuwin-Margaret River Chardonnay Prelude Vineyards 01.jpg

ガイジンサンの集まるスーパー「NATIONAL AZABU」で購入した。多分、ENOTECAでのテイスティングついでに寄った際に買ったのだと思う。このスーパー、最安値での購入は望めないけれど、ちょっと変化球気味のマニア向けワインが揃っているので、取りこぼし補強や買い増し用の店として結構重宝している(但し、夏は店内が比較的暑いのでパス)。このルーウィンもネットでアートラベルを購入した際に売切で買えなかったものだ。

ごく普通の透明で白味を帯びたシャルドネの色。香りはやや強めで、樽の甘いバニラ風味が前面に現れている。他にグレープフルーツの皮や白い花のニュアンスもあるが、樽香が支配的である。

味わいもまず樽の甘みを身にまとった熱帯系果実のふくらみが口内に広がる。その後一拍置いて収斂味、苦味が訪れ、最後にはナッツの風味や樽のバニラが長く余韻を残す。

全体にちょっと樽の風味が強くわざとらしく、やや鼻につく。しかしながら、1杯を飲み終わるともう1杯が飲みたくなる。飽きそうなタイプなのに、なかなか飽きが来ない。よーく観察してみるとこういうことだ。上記①バニラ系の甘み→②果実感→③収斂味、苦味→④ナッツ、というサイクルが口直しを含む構成になっていて、自己完結的に次の1杯を欲する味わいになっているようなのだ。好みのタイプではないが、認めざるをえない良さがあるワインだ。

(記:2005.2.6)

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リースリング '99 [アニーズ・レーン]

楽天市場に開店している愛知県のワインショップから購入した。アニーズ・レーンは、以前飲んだシラーズが高品質だったため、個人的には大きな期待をよせての購入だった。なお紹介ページ上では、事前の抜栓、デカンタか熟成を奨めている。

 僅かなオレンジを含んだ輝きのある黄金色。抜栓直後は全くつまらないコチコチの香りであったが、半日の経過により、鉱物を砕いたような香り、甘い花の蜜、男性用香水、かすかなオークの香りが開いてくる(ただし開いた後も、まだ固めな感じがする)。味わいも抜栓直後は水のようであったが、2日目になると、心地良くキレのいい酸味や苦味がジワっと口内に広がり、またその程度も控えめであるため上品な印象を持った。ちなみにこのワインは、辛口リースリングであり、残糖分に由来する甘さは感じられない。飲みやすいので、グイグイやれるが、後で急激に酔いが襲ってくるので注意!全体的にまだ固く、飲み頃は数年先のように思えた。更に向上すると思う。

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カベルネ・メルロー'98 [アニーズ・レーン]

黒紫のぶどうジュースの色合い。抜栓直後はメルローの香りがするが、10分程度で衰える。ボディは、ぺらぺらで水っぽく、味わいが乏しい。アフターも厚みがなく、栗の渋皮、カキのへたのような刺激性のある渋みが持続する。複雑性が無く、全く飲むに値しないワインだと思い2日目に持ち越した。2日目になると、メルローの雰囲気が前面に出てきて、コクのあるワインに変身した。またぶどう果汁の味わいも強まったように思えた。空気に馴染んだ後は、それなりに楽しめるワイン。早めの抜栓、デカンタがお奨め。

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ANNIE'S LANE THE CONTOUR VINEYARD'96

久々に奥沢の森田屋に行ってみた。「¥5,000くらいで何かおもしろいものは?」との問いに選んでくれたのがコレ。オーストラリアのシラーズで、日本に入ってきて間もない、まだあまり知られていないワイナリーだそうだ。
 グラスを横から見ると真っ黒。完熟した桑の実の色をしている。エッジの部分を見ると赤紫で若々しさがある。苺の香り、塗料の香り、アメリカンオークに由来する甘い香りが強く感じられる。非常に凝縮感が強い一方で、口当たりが良く飲みやすい。アクセントとなる甘味感も心地良い。タンニンは控えめだが、適度な苦味や僅かな渋み、複雑さがあり、後味の満足感も十分である。シラーズは滅多に飲まないが、この1本で考えが180度変わった。凝縮した味わいが好きな方は是非試してみるべきワインだ。(飲んだ翌日追加購入した。)

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ピノ・ノアール リザーヴ'97 [コールドストリームヒルズ]

数週間前に『ワインの自由』で紹介されたワイン。『ソムリエ』の後釜ワイン漫画にも登場していた。その後「やまや」では、ものすごい勢いでこのワインが完売したそうだ。ヒュー・ジョンソンは「1985年にワイン評論家のジェイムズ・ハリディ James Hallidayが創設。若いうちに飲むべき極めて見事なピノ・ノアールと、熟成させるべきそのリザーヴは、オーストラリアで首位に立つもの。」(『ポケット・ワイン・ブック(第3版)』1999 ハヤカワ・ワイン・ブック)と評価している。90・91年くらいのピノが飲み頃だそうだ。他にシャルドネも高く評価されている。

 ピノ・ノアールとしては非常に濃い色合いで、一瞬カベルネに見られる紫色すら感じられた。香りは強めで心地良く、リキュール漬けの木苺・さくらんぼ・材木・アルコール香が現れている。抜栓直後は閉じ気味でコチコチしており物足りない。15分くらいで複雑味が出てくる。口当たりが滑らかで、やがて複雑さが出現し、適度なタンニンを伴ったしっかりとした後味に連携する。酸味はあまり感じられない。やや木の香りがしつこい。開いてゆくにしたがってジワジワと良さが出てくるワインなので、ゆっくりと味わうべきもの。一杯のテイスティングでは真価が発揮されない。飲み頃は4年後くらいの思われたので、もう1本はその頃に飲んでみたい。

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