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Mt.ハーラン ピノ・ノアール ジェンンセン '98 [カレラ]

最近またマスコミなどで取り上げられ始めたカレラのジェンセン。会社の後輩に飲ませてみようと思い、寺田倉庫のセラーから出庫してきた。ファースト・リリースで購入後、サイレント・カーヴで保管し、後に寺田倉庫に移したボトルだ。状態は極めて良好で、キレイな熟成の途上にあった。

全体的な色調はファースト・リリース時と同様に透明感ある桜色を濃くしたような感じだが、エッジの部分に褐色が混じり、程よい熟成感が見て取れる。

香りはやや強めで素晴らしい。果実香、アルコール香に熟成香がムンムンと香り、古い高級ブルゴーニュを嗅いでいるようだ。獣香、皮革、少し置いた巨峰の皮など。最初は、還元に由来するドブのような臭いも混じるが、時間経過と共に、どんどん良い方向に変化する。ピノ・ノワールがヤメられなくなるような香りだ。

味わいにも程よく熟成が入っている(そして、まだまだ熟成の余地がある)。エレガントな果実感に加え、熟成による旨味が加わって、非常に心地良い。後半のタンニンや苦味が十分に生きているため、必要な収斂味も確保されている。苦味が少し荒い点にマイナス要因があるが、今後の熟成により解消しそうだ。全般的に非常に良いバランスで、飲み頃に入っていると思う。

熟成に関して大いに疑問を持ちつつも、保管したままここまで引っ張ってしまった98年のカレラのボトルだが、結果は本当に良好で、キレイに熟成してくれた。リリース当初は、純粋にカリフォルニアのピノ・ノワール的な味わいだったが、熟成により確かにDRC的な要素も生まれている。自信を持って、人に奨められる内容だ。(セレックやリードを飲むのも楽しみだ)

※飲む際は、少し高め[20度を少し超えるくらい]が良い。

追記:98年のマウント・ハーラン単一畑の平均収量は、9ヘクト・リットル/エーカー。90年代で特に低収量。

(記:2007.12.23)

Vintage:1998
地域: 加州:モントレー
購入店: やまや池袋東口店?
価格(税抜き): ¥6,000位
絶対評価(印): ▲++(+)
コストパフォマンス: ▲+

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