中程度からやや薄めの輝きのある黄金色。
香りはやや強めで、ナッツ、ライスチョコなど。焦がしたような香りだ。それに硫黄系の腐敗臭。ただしアクセント程度で、マイナス面には働かない。
'04年の印象が全面に出た酸が中心の味わいだが、その酸の中からじんわりと旨味感が出てくる非常に旨いワインだ。また「コゲ」の風味が、酸と旨みの良いアクセントになっている。口内をじっくりと廻してやると、酸と旨みがせめぎ合いながらお互いを主張し、美味しさがどんどんじわじわ口内に広がってゆく。口に含むのを、やめられなくなる美味しさだ。後半のタンニンも、それらのインパクトを十分に受け止めるボリュームを持っている。
極めて玄人向けながら、卓越した味わいであると思う。「レ・ピュセル」という畑は、これまで「高い畑」として敬遠してきたが、一気に認識を改め後日ルフレーヴを含め総計10本近くを購入した。このワインのテイスティングは、数年に1回あるかないかの、意識を変えてくれる出会いだったと思う。
(記:2007.6.9)
Vintage:2004
地域: 仏: ブルゴーニュ
購入店: ENOTECA広尾本店
価格(税抜き): ¥20,000
絶対評価(印): ▲+++
コストパフォマンス: △+