- 2006年4月16日 15:55
- イタリア
若干艶を失いつつある濃い赤黒色。全体に透明感があり、エッジは「ほんのり」とした色に変わりかけている。
香りは中程度で、甘いダークチェリーの砂糖漬け、カシスなど。赤系果実のコンポートの香りが中心だ。また鉱物的な側面も持っている。
甘く完熟した果実のカクテルのような面白い味わい。前半は甘さがふわっとインパクトを伴い広がる。それが中盤に差しかかると俄然タンニンが支配的になり、ビリビリと口内を痺れさせる。終盤は芯のある苦味に甘さがミックスされた、まだこなれていない味で、余韻に残る酵母感やタンニンは非常に長く口内に残る。余韻の印象は非常に私の好みに合っており、次のワインに移る際、水を飲むのをためらった。
加州の現代的な造りを思わせるカベルネだ。ストレートで美味しいが、まだまだ若いと思う。
(記:2006.4.16)
Vintage: 1999
地域: 伊:トスカーナ
購入店: ENOTECA広尾本店
価格(税抜き): ¥11,000
絶対評価(印): ▲++
コストパフォマンス: △+