ルロアらしく10年の経年以上に枯れた外観。くすんだ赤黒い色合いが細かい粒子から構成されている。また濁りが強く、中心部の透明感があまりない。
香りはやや弱めで熟成からくる「落ち葉や腐葉土系の匂い」と「過熟した果実のような甘い匂い」がする。サロンパスに自然なフルーツの風味を付けたような感じ?他にビニールのような匂いもある。
味わいはクリアでキレイだ。バランスが良く上品。とりわけ『酸』が素晴らしく、飲み進むと酸に起因する旨味が非常に上品に蓄積する。酸味とほろ苦さは蓄積するごとに心地良さを与えてくれるため、余韻の満足感がどんどん素晴らしくなってゆく。
最初のインパクトは弱いが奥行きがあり尻上がりに良くなるワイン。しみじみと楽しめる味わいで、1年に1本出会えるかどうかというレベルで酸がキレイで伸びやか。旨味感もじんわりと現れる。ブルゴーニュの本来的な王道をゆくボトルで、しみじみと楽しむ相手にはもってこいだ。
(記:2006.3.25)
Vintage:1996
地域: 仏: ブルゴーニュ
購入店: やまや赤坂店
価格(税抜き): ¥2,300/Glass
絶対評価(印): ▲++(+)
コストパフォマンス: △
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