- 2006年1月 1日 16:39
- 加州
5年以上前に購入し、以後野菜室に放置し続けたボトル。状態が不安な不良在庫なので、弟夫婦が訪れたのを機に抜栓してみた。状態の結果を述べると劣化は全く無し。熟成も「それなり」に(おそらく少し緩やかに)進んでいた。
透明感ある艶を失った赤黒色で、エッジの部分は褐色がかって枯れている。色合いで見ると年相応の枯れ方だ。
香りは中程度からやや強めで、甘ったるいドライフルーツ、キャンディ、カラメル、汗、スミレなど。甘いカリ・ピノの香りが前面にあり、それに熟成感が加わった感じだ。
味わいは滑らかで、少しくだけてはいるが強い個性を放つ甘い果実感が特徴。当初の甘い果実味に熟成による枯れた酸味などが加わり面白い。空気に馴染むまでは中盤から後半にかけて明らかに「厚み感」や「連続性」の不足を感じるが、アフターではじんわりと渋みと苦味が感じられてそれなりのワインになっている(ちょっとトゲがある)。
なかなか面白い感じに熟成したピノ・ノアール。ブルゴーニュのキレイに熟成したピノには全然かなわないが、たまにはこんなのを飲んでもいいかな、と思う。
(記:2006.1.1)
Vintage:1998
地域: 加州:モントレー
購入店: ?
価格(税抜き): ¥2,500位
絶対評価(印): ▲(+)
コストパフォマンス: ▲+