- 2002年11月30日 20:46
- ブルゴーニュ | ルロア(ドーヴネイ)
店長さんに、こちらを後に飲む方が良いと勧められ素直に従った。(Perker's Point 97+:『Parker's Wine Buyer's Guide』5th Edition)。Parkerは、このマジ・シャンベルタンを褒め殺し、文章の最後は"Bravo!"で括っている。もしParkerの文章と高得点を試飲の前に読んでいたら、緊張のあまりこぼしてしまっていたに違いない。
濁りのある暗赤色。エッジの部分はキレイな赤色をベースにしており、僅かに褪色が見える。澱が非常に微細なせいか結構Glassに紛れていた。香りはやや強めから強め。やはり熟成香が主体で、キノコ、濡れた落ち葉、カシス、ミント、杉林、バニラ、古い木材など非常に複雑で練られた感じのある香り。味わいは、甘みと旨み感が程よく広がる。カシスやぶどうの果実感が割りと強い一方で、アルコール感はそれほど強くない。後味のタンニンは、しっかりと筋の通った性質だが、熟成によって十分にこなれていて馴染みやすく、驚くほど長い時間口内に余韻を残す。また、やや強めの苦味もアクセントになっており、後味を印象深いものにしている。このワインも、飲み進むごとに味わいが蓄積し深まってゆく素晴らしいブルゴーニュだ。香りのインパクトも衰えることなく、飲み手をわくわくさせるワインである。これまで飲んだブルゴーニュの中でもベスト5に入るワインで、こんなワインを1年に1回くらいは飲みたいものだ(コストパフォーマンス欄の▲は、ボトル5万円弱程度を想定)。
(記:2002.11.23)
- Vintage: 1996
- 地域: 仏:ブルゴーニュ
- 購入店: やまや赤坂店
- 価格(税抜き):ボンヌ・マールとセットで¥5,000(約70CC)
- 絶対評価(印):○
- コストパフォマンス:▲
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