Dallas在住のワインラヴァー「ダラスカーボーイ」さんより紹介して頂いたSigel'sというワインショップで購入したピノ・ノアール。このお店、ピノ・ノアールの品揃えがなかなか面白く、他にパッツ&ホールのピノ・ノアール3種、メオ・カミュゼ、デュジャック、JJコンフュロン、ミッシェル・グロなどを購入した(ブルゴーニュは、91年や96年もの)。前にアメリカ人の書いたワイン関連の本に「地方都市のワインショップは狙い目」と書いてあったが、あるところにはあるものである。75年のスタッグス・リープ CASK23が$300台で売っていたりもした・・・。買おうかなあ・・・。
透明度は高いが非常に鮮やかでしっかりとした赤色をしている。エッジ部分の色の薄まりもピノ・ノアールとしては極めて少ない方である。香りは強めで、僅かな甘みを感じさせるキャンディやイチゴ、カシスのような香り、すいかやぶどうの皮、鼻に抜けるアルコールや杉の香り、ほのかな樽のバニラ風味、ごく僅かな獣系の香りなど色々な風味が混じり合って、カリフォルニアのピノ・ノアールの良い部分が出ている。温度が低い(10℃台)うちは、タンニンがきつく渋くてとても飲めたワインではなかったが、20℃程度に温度が上がると途端に真価を発揮して素晴らしい味わいに変身した。口当たりはクリアで、イチゴ系の果実の味わいが口一杯に広がり、それに覆い被さるように強めのタンニンが現われる。渋めの後味は、苦味を伴いながら長く持続する。タンニンの印象は、まだ荒々しく、明らかに飲み頃は先のように思える。少なくとも2・3年寝かせると、軟らかさが出てきて素晴らしいワインになるように感じられた。現状では飲み頃ではないが、強い潜在能力を感じさせるピノ・ノアール。どうやって、日本に持って帰ろうか・・・。
(記:2001.8.21)
- Vintage:1998
- 地域:加州:カーネロス
- 購入店:Sigel's #5
- 価格(税抜き):$34.99
- 絶対評価(印):▲++
- コストパフォマンス:▲++