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カレラのワインの裏側には「能書き」が付いている。現在、その能書きを読みながらワインを飲み、原稿を作成中。
このメランジェは、97年の自社産ピノ・ノアールのうち、単一畑として販売するのにふさわしくないロットをブレンドして造られている。比率は、ミルズ78%、ジャンセン22%、セレック6%。生産本数は、フルボトルで23,328本、ハーフボトルで2,340本。
色合いは透明度の高い濃いルビー色。他4種の単一畑の色とほぼ一緒だと思って良い。
香りは弱めで、砂糖漬けの梅、カシス、牛乳、若干の腐敗臭。総じてリキュール系の香りである。抜栓直後は何故だか先日飲んだサンタバーバラワイナリーのレイト・ハーヴェスト(貴腐ワイン)に共通した印象を感じた。
味わいもリキュール系でアルコール感が強く(13.9%)、基本的に単一畑と同じ風味を持つが、凝縮感が弱く物足りない。時間を経過するにしたがい収斂味が増し、トーストの風味を伴うアフターが長くなって好転するが、それでも単一畑と比較すると物足りなさは拭えない。
僕は並べて試飲しても97年のセレックとジャンセンとリードの違いは味わい分けられない人間だが(ミルズは少しだけ差がある)、これらとメランジェの間には歴然とした差があり、単一畑の味わいを期待すると大きな失望を味わうことになる。丁度、ミルズをきれいな水で薄めたような味だ。潜入感を持たずに飲めば結構よくできた加州のワイン。コストパフォーマンスは、ちょっと悪い。
- Vintage: 1997
- 地域: 加州:モントレー
- 購入店: オンラインWassy's
- 価格(税抜き): ¥6,500
- 絶対評価(印):▲
- コストパフォマンス:▲-
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