ドメーヌ A.F.グロは、ジャン・グロの娘アンヌ・フランソワーズ(・パラン)によるドメーヌで、かの有名な「ジャン・グロのリシュブール」を相続している(A.F.グロは結婚前の旧姓を使用)。僕のお奨めの「ミッシェル・グロ」の妹にあたる人物である。
97年のブルゴーニュにしてはかなり濃い色合い。ただしエッジの部分を見るとピンク色が表れている。抜栓直後に爆発的な果実香が溢れ、また良いブルゴーニュにみられる妖しげなアロマが感じられたが、10分ほどで汗の匂い、スパイスの香りを中心とした平凡な香りに変化した。味わいは凝縮感が強く、サヴィニー・レ・ボーヌであるとは信じられないほど。初日は果実味を中心にそれなりの複雑さが加わる。このワインの惜しい点はアフターで、極めて苦い。せっかくの果実味や複雑さを忘れさせるほど強い後味を残す。97年の葡萄から凝縮感の高いワインを作ろうとして、無理に成分を抽出したのだろうか?熟成によりバランスが取れれば良いワインになるだろうが、その可能性は低いかもしれない。
- Vintage: 1997
- 地域: 仏:ブルゴーニュ
- 購入店: やまや赤坂店
- 価格(税抜き): ¥2,836
- 絶対評価(印):▲
- コストパフォマンス:▲+
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