薄く緑色がかった濃く輝きのある黄色。抜栓当初、劣化を思わせる硫黄のような香りが強かったが、10~15分程度でそれは全体のバランスを崩さない程度に収まった。この劣化を思わせる香りは、弱いながらも翌日まで持続したので、人によっては容認できない欠点になるかもしれない。他の香りは総じてごく弱めだが、わずかに甘味を感じさせる要素もあった。口に含むと、まず弱めの甘味が感じられ、中盤はすっきりとクリア、後味に酸味が訪れた後、それをかき消すようにやや強めの苦味が被さってくる。苦味は心地良い。ややクセが強いが、それを許せればなかなかおいしいワインだと思う。同じカレラのセントラルコーストと比較すると、こちらの方が若干上品だが、価格(2倍)ほどの差は感じられない。ブラインドで出されたら、優劣が逆転する可能性すらあると思う。コストパフォーマンスで言えば廉価版のセントラルコーストを買った方がお得である。
- Vintage: 1996
- 地域: 加州:モントレー
- 購入店: やまや池袋西口店
- 価格(税抜き):¥4,380
- 絶対評価(印): ▲
- コストパフォマンス: △+