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ハイランド Archive

インヴァゴードン 24Y [BLADNOCH FORUM]

<底の部分の最後の1杯を試飲。状態は口開け時とは変わっていると思う>

淡い黄色。やや褐色がかっている。

香りは閉じており、ニス、溶剤、それに酸。落ち着きあり控えめだが、確かな要素が感じられる。じっくりと嗅いでいるとアルコール感がやや強くなり、溶剤系の香りがハッキリしてくる。

味わいは厚みがある。バニラの甘さと、強めの苦味を同時に感じさせる。口当たりから後味に到る全体に、確かで判りやすい旨味と充実感がある。長く熟成させたブランデーを飲んでいるよう。

抜栓してから長く置かれるうちに過剰な要素が飛んで良くなったのかもしれない。味わいの中に素晴らしく要素が馴染んだ状態。1万円程度の価格であれば是非買いたい内容。

(記:2013.9.22)

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ブローラ 30年(2nd) [オフィシャル]

赤みの強い色合い。

アルコール感は、それほどでもない。いい感じに枯れ、すえたピート系の香り。少しの酸も感じる。

味わいは旨みがあり、非常に詰まっている。こなれており各要素がよく擦り合っている。その一方で、味わいにインパクト/確かさがある。枯草、スパイス、ピートなどの要素が現われ複雑。後半からアフターにかけての印象も強く、美味しく、申し分ない。

3万以上する高価なボトルだが、価格に見合う内容。連休中に迷わず注文し購入した。

(記:2008.5.1)

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The Single Malt of Scotland クラインリーシュ 13年 [Speciality Drinks]

バーボン・バレル使用。Cask 7156。

非常に淡い黄色。

落ち着きのある滑らかな香り。甘ったるい樽香、町工場(こうば)の溶剤/シンナー、男性の体臭。

華やかな広がりのある味わいで、前半は結構なインパクトがある。中盤から後半は、この生産者らしく滑らかで、アフターにはスパイシーな風味がある。

クラインリーシュとしては少し元気過ぎる部分もあるが、好みの味わいだ。旨く、満足感が高いボトルだ。¥8,000を切るくらいなら購入するかもしれない。

(記:2008.3.22)

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レアレスト・オブ・ザ・レア ノースポート 26年 (1981 / 2007) [DUNCAN TAYLOR]

Refill Sherry樽使用。ボトルNo.205/523。

ややオレンジを含んだ、枯れた薄黄色。

少し放置して酸化した柑橘系果実の果肉、焚き火の痕の少しプラスティックの混じったような焦げ臭、レモンなど。

さらりとして硬い口当たり。味わいの一層上の部分にふんわりと硬い風味のベールを被っており、好き嫌いは分かれるだろうが、私には良く思えた。後半は芯のある苦味を伴いながら、おだやかな独特の個性を展開する。アフターのじんわりと沁みるアルコール感はこなれていてとても心地良い。

既に閉鎖された蒸留所だが1度飲む価値はあると思う。伊勢丹の売価は¥21,000と高めだが、市場価格では¥16.000程度らしいので、機会があればストックしても良いと思った。

(記:2008.3.22)

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クラインリーシュ 1994 11年 [Murray McDavid]

前日、Societyのクラインリーシュがとても気に入った旨話したところ、サービスで一杯頂いた。

Caskはバーボン。Pedro Ximinesのシェリー・カスクでフィニッシュしたとラベルに書いてある。

乾燥イチジク、少し焦げたような風味、鼻の奥の方をくすぐる強めのアルコール香など。香りはインパクトがあるものの少し単調に思えた。

味わいは、やはり滑らかで心地良い。最初にシェリー樽由来の甘さがやや強く感じられ、その後に滑らかで繊細な味わいが続く。最初の甘みは全体の構成に馴染みきっておらず少し浮いている。中盤から後半のインパクトは強過ぎず、上品で優しい味わい。

前半から中盤に移行する部分で、連続性に少し不自然さを感じたが、飲めば飲むほど印象は良くなっていった。優れたシングルカスクの合間に飲んだのだが印象は負けていない。やはりクラインリーシュは、素晴らしい生産者だと思う。

(記:2008.3.11)

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Cask 26.49 (クラインリーシュ)"Liquorice domination" 22年 [THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY]

Refill Butt使用。ウイスキー・マガジン・ライヴで飲んだダンカン・テイラーのクラインリーシュがあまりにも良かったので、飛びつくように選択した。

比較的濃い黄色。僅かにオレンジが混じる。

落ち着きのある香りで、少し干した草、古い部屋、ファンデーション、使い込んだプラモデル塗装用筆洗い液など。落ち着きある香りと、甘み、少しすえたような香りが混じり、非常に私好みだ。

味わいも落ち着きがあり、滑らかで洗練されている。ほのかな旨みを纏った味わいが、口内でぱらっとほどけるようだ。加水しない状態では後半のアルコール感が強く、アフターが少しチクチクする。加水すると、甘み、果実のボリューム感が増し、滑らかさが更に増して飲みやすくなる。

想像していた通りの好印象。これも複数購入するに値するボトルだと思う。

(記:2008.3.10)

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ピアレス・コレクション プルトニー 18年 [DUNCAN TAYLOR]

(オールド・)プルトニーは、スコット・ランド最北端の蒸留所だそうだ。ウィックという海辺の漁師町に位置する。

潮風とバーボン樽を感じさせる香り。赤いキャンディやニスの香りもある。甘い果実の香りと人工的な樹脂の香りが混じった感じで心地良い。

アルコールのピリッとしたインパクトを持ちながら、バランスの良い厚みのある味わい。少し厳しさを増す後半の印象もなかなか。

買うに値するボトルに思えた。

(記:2008.2.10)

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ピアレス・コレクション グレンエスク 26年 [DUNCAN TAYLOR]

グレンエスクは、1985年に閉鎖された蒸留所。

ピート、潮風、干した海藻など、クールでピーティな香りは、(東ハイランドのウイスキーなのに)まるでアイラ島のウイスキーのようだ。

味わいは、「一杯だけテイスティングする」のに適している。ピートや火薬のような印象がありながら、ボディが詰まっており面白い。後半のほろ苦さは適度のアルコール感と調和して心地良い。またアフターの渋みが強く、ワイン系の風味を感じた。

悪くない。だが、あまり量は飲めない。 他のウイスキーと織り交ぜながら、1日にほんのワンショットずつ飲むのが良いだろう。

(記:2008.2.10)

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クラインリーシュ 13年 [DUNCAN TAYLOR]

主にブレンド用でありながら古くからその品質を評価されている蒸留所。ワイン業界では有名なジョージ・セインツベリー『Notes on a Cellar-Book』1920(邦題『セインツベリー教授のワイン道楽』山本博監修、田川憲二郎訳、TaKaRa酒生活文化研究所)にも紹介されている。現在ではマニアが好んで飲む蒸留所のようだ。独特のオイリーさは蒸留過程の沈殿物を除去しないことに由来し、ワイン醸造における「スキンコンタクト」との類似を思わせる(どちらも旨味・香味成分は沈殿物中にあり)。

潮風、汗、木樽、酸を感じさせるよく練られた香り。

滑らかな口当たりと、香水のようなアフターの風味。非常に飲みやすく、それなりの要素(複雑性)を持ちながら、丸く、うまく纏めている。一部にピリッとした厳しさも見せるがアクセント程度で、全体としてかなりの好印象を持った。

ストレートな美味しさや滑らかさ、バランス感覚を高い水準で保っているウイスキーで、確かにマニア向けだと思う。

(記:2008.2.10)

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