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ザ・マッカラン Archive

ピアレス マッカラン 38年 (1969 / 2007) [DUNCAN TAYLOR]

Cask No.6846。ボトルNo.26/176。

オレンジを含んだ、強い黄色。

すごい香り。オークが強く、非常にクセのある樽香だが、蜜蝋、果実香などが程良く混じり合い虜になってしまいそうだ。

味わいはほぐれていて口の中で溶けるよう。中盤以降では、苦味とオークの風味が立ち上がり充実感を増す。とても上品な残り香が鼻を抜けてゆく。アルコール漬けの美味しいお菓子を食べているようだ。

どちらかと言えば「通向け」のボトルだと思う。価格的に購入の対象には出来ないが、もしテイスティングの機会があるならば、試してみるべきカスクだと思う。

(記:2008.4.28)

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マッカラン '76 ファイン&レア

ヴァウチャー10枚で試飲。¥180,000という価格を聞いて、試飲でしか飲めないことを悟り、ヴァウチャーを追加購入した。

かなり濃い茶色。

香りは中庸で、枯れた感じとボリューム感が同居している。アルコールの印象も度数以上に強い。華やかな香りで、明確な塗料の香りがする一方、全体を覆う枯れた酸を感じさせる香りが何とも言えない魅力を提供してくれる。

味わいはよくこなれていて高級感がある。オークの風味が強いが、わざとらしい感じが全くない。アルコール感はやや強めで、芯の通った苦味が全体に力強さを与える。アフターの濃厚な味わいはボリューム感があり、力強さを維持しつつ長く口内に残る。

ややほろ苦さが強いが、バランス良く、玄人向けで本当に美味しい。思い出に残るほどの味わいだ。価格は問題だが、テイスティングの機会があるならば「1度飲んでおくべきウイスキー」だと思う。酔いが一気に醒めた。

(記:2008.2.10)

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マッカラン 25年 ('65年蒸留)

赤みの強い濃い茶色。

カドが取れ上品な香り。クールなアルコール香が自然な感じで鼻の奥に通ってくる。出しゃばらない上品で甘いアルコール香は本当に素晴らしい。なおごく僅かではあるが、ヒネ香が混じる。

味わいは閉じていて大人しい。古いボトルのため数日前に抜栓してあり、私もなるべく時間を掛けたのだが、真価は発揮してくれなかったように思える。滑らかでカドが取れており、中盤以降にじわーと味わいが広がってゆく。ドライではあるが、後半からアフターにかけて、どんどん複雑さが増すタイプだ。

(記:2007.9)

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マッカラン18年 (1988年)[マッカラン]

特別な思い入れのあるマッカランの18年物だ。Dallas研修時代、6つ前のVintageに当たる1982年物をテイスティングして、ウイスキーというものの華やかさ、複雑性を思い知らされた。ウイスキーに対する認識をガラリと変えるキッカケになった銘柄だ。

赤みの強い褐色。しっかりとした色付き。

柔らかく、ふくよかな香りで、アルコール感はそれほどキツくない。少しボケたような印象もある。

口に含むと、華やかな雰囲気が賑やかに口内に広がる。重さはそれほどない。

バランス良く、確かに華やかだが、以前の旧瓶時代と比較すると明らかに変わっている。何かが今一つ足りない。

(記:2007.7.28)

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