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2008年2月 Archive

Cask 45.21 (ダラスデュー)"Scotch trifle with Panatone" 31年 [THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY]

最初に香りだけを集中して嗅ぐと、すごく変わった香りだと分かる。強過ぎないペンキ、クレヨン、ファンデーションをはじめとする女性用の化粧品、バニラ(それもとても強いバニラ)など。度数が落ちているせいかアルコール感は弱く、やさしい感じだ。

味わいはやわらかく優しい。口に含むと香りの印象が一変して落ち着き、滑らかで飲みやすい味わいにマッチする。カドの取れて丸くなった味。バランス良く、本当にこなれている。アフターにはバニラの香りが復活し、余韻を華やかにする。

なかなか変わっていて面白い。ただ価格が少し高い点、飲み続けると独特の香りが少し邪魔に感じる瞬間がある点がマイナス要因。ちょっと購入を躊躇している。

(記:2008.2.28)

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Cask 44.24 (クライゲラキ)"Band-aid and clean dog" 18年 [THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY]

バーテンダーさんのお奨め。

揮発性の強い個性のある香り。少しとがっている。焦げたパンケーキ、奥の方に西洋的なお香、少しすえた酸を感じる香り、花火の火薬など。少し放置するとバラ、コンソメスープのようなニュアンスも出てくる。

一口目はやんちゃに広がる味わい。味が口内を縦に元気に広がるような感覚に襲われた。何故だが、その感覚は一口目だけで、二口目以降は、じんわりとした良さのある、しみじみとした味わいに変化した。バランスが良く、たまにアルコールがパチパチしてにぎやかさ、楽しさを出す。アフターには、ほのかにバニラの香りが漂う。

誰が飲んでも美味しいと思える内容。だからボトルも既に売り切れていた。

(記:2008.2.28)

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Cask 1.135 (グレンファークラス)"Luxurious Smooth Spice" 36年 [THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY]

かなり赤みの強い褐色。

古い民家、シェリー樽に由来する甘い香り、アンズ、バニラ、すえた木片、ハチミツ漬けの梅など。甘さとやさしいアルコール感に包まれるような感覚。

口に含むと、まずドライな印象があり、続いてじんわりとした力強さを感じる。アフターにはやや強めのタンニンがあるが、その渋さがとても心地良い。

ジンとした美味しさ、心地良いアルコール感が楽しめるモルトだ。古酒としての風格、グレンファークラスの特徴など、購入者の期待する要素を備えたボトルだが、価格が高い(¥22,000)のが難点。また、同じ価格で入手できるならば、私個人の好みでは134番の方を狙いたい。

(記:2008.2.28)

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ウイスキー・マガジン・ライヴ 2008

  • Posted by: sei
  • 2008年2月10日 23:59
  • 連絡

2008年2月10日、『ウイスキー・マガジン・ライヴ』に初めて参加した。

このようなイベントがあることは、何年も前に信濃屋の(現:自由が丘店店長)Yさんから聞いて知っていたが、何となく参加の機会を逃してきた。今回も実施日など詳細を知ったのはなんと開催の3日前!!前日の2月9日にニッカ・ブレンダーズ・バーに立ち寄り、当日参加が可能か、どのように立ちまわるかなどを聞いて、開場時間に東京ビッグサイトに駆けつけた。

以下は当日テイスティングしたウイスキーだ。

マスタークラス MC5 (アラン蒸留所)

開会式、日本部門の表彰式を見終わると、もう最初のマスタークラスが始まる5分前。幸運にも当日チケットが買えた「アラン蒸留所」のクラスに参加することにした。テイスティングしたアイテムは6種類。(後からアランのブースでもらったフォントローロ・ワインカスクも合わせて記載する)

アランモルト 10年

まずは基本中の基本のアランモルト10年から。NOピート、NOカラメル、NOチルフィルターが売りとのこと。

やや薄めのオレンジを含んだ黄色。

香りは、汗、すえた木樽、アルコール、バナナなど。全体として男性的な香りに思えた。加水すると、建築用塗料、白い花などの要素が加わり、甘みとふくよかさに厚みが出る。

味わいはバランス良く飲みやすい。ほのかな甘みがあり、それなりのたくましさがある。さっぱりとした味わいだが、非常に長い余韻を残す。

(記:2008.2.10)

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アラン フィノ・シェリー・ワイン・カスク

もらったリーフレットによると、シェリー界の古豪バルデスピノ家のフィノ・シェリー・カスクを使用とある。オロロソ・シェリーの樽を使用せずに、敢えてフィノ・シェリー・カスクを使用したそうだ。(樽材はアメリカン・オークで後熟期間は9ヶ月)

赤茶色。やや枯れた、厚みのある果実香、木樽、汗など。華やかさがある香りだ。

味わいも複雑で華やか。後半にピーナッツと僅かな塩気。また後半から終盤にかけて、華やかで厚みのあるボディが長く持続する。非常に持続性の高いウイスキーだ。

(記:2008.2.10)

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アラン トカイ・アズー・ワイン・カスク

ハンガリアン・オーク/トカイワインを3年間熟成した樽で9ヶ月フィニッシュしたウイスキー。

やや薄めで茶を含んだ黄色。

香りは華やかで、パウンドケーキのような甘みとアルコール感が混じり合って心地良い。

味わいは前半少し軽めだが非常に華やかさがある。後半、ぐっと味わいの強度を増し、デザートワインの風味が出てくる。まるで酒精強化したデザートワインを飲んでいるようだ。加水すると更に味わいが広がった。

この日飲んだアランのウイスキーの中で一番気に入ったのがコレ。価格次第で購入してみたい。

(記:2008.2.10)

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アラン サッシカイア・ワイン・カスク

この時点で未輸入のボトル。日本での販売は新宿の伊勢丹のみになる見込み。

赤みの強い茶色。

香りは強めで、奥深くにたくましさを感じる。一番目立つ要素は接着剤。

味わいはドライでたくましく、舌を刺す。複雑性があり、アフターにはタンニンを多く感じる。全体に硬派な印象の味わいで、そこが長所になっている。

買っても損はない内容だが、サッシカイアの個性、特性が現われているかというと、そのようには感じられない。コレクションの1本として買っておく、という程度の存在。

(記:2008.2.10)

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アラン バーボン・カスク

濃い黄色。香りは、オーク、強いアルコール香、バニラ、アメリカの家具屋など。

バニラの風味を背景にした、たくましい味わい。

全体にインパクトがあり、アメリカン・オークの風味もそれほどイヤミではない。これはこれで楽しめるタイプだ。 

(記:2008.2.10)

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アラン エックス・シェリー・バット???

代表取締役ダグラス・デビッドソンの説明がよく聞き取れず最後のウイスキーは正体不明。(確認中)

ややオレンジを含んだ、茶にさしかかろうとする色合い。

香りは強く外向的。アルコールが鼻の奥をくすぐる。このアランのマスタークラス試飲の中で一番たくましく、一番アルコールを感じる。加水するとすごくいい。厚みと華やかさを兼ね備えた味わい。

(記:2008.2.10)

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マスタークラス MC5 (アラン蒸留所)の感想

初めて参加したマスタークラスの所感を少し。

味わいの総括:全てのグラスが水準をクリアしており個性あるフィニッシュで楽しめたが、心に残るような味わいの深さ・複雑性を持ったグラスには逢えなかった。開設して13年。今後の発展に期待する。

テイスティングを進めていて困った点は、①時間が押していて試飲がとても駆け足。香りや味を取っている最中に、ダグラス・デヴィッドソンさんが香りや味わいの説明をしてしまう(入場に時間がかかったことが要因)。②試飲しているグラスに関するインフォメーションが英語の口頭中心で聞き取りずらい。出来ればリーフレットに印刷するなどして口頭説明のメモをする手間を省いて欲しかった。③グラスによってムラがあり、試飲や加水するには少な過ぎるサンプルもあった。などなどだが、最も困った点は、④ダグラスさんが日本語に訳せない下ネタジョークを言うこと、だったのかもしれない。

良かった点は、①アランのファンばかりが集まって非常に雰囲気が良かったこと。②質問に丁寧に答えてくれて、ロマネ・コンティ・フィニッシュやムートン・フィニッシュに関する未来の情報を得られたこと、などだ。

総体的には「参加して良かった」と思える内容だった。時間割さえうまく組めれば来年も参加したい。ロゴ入りテイスティング・グラスが欲しかったので、来年は、アラン・グッズの即売などしてくれるとありがたい。

アラン フォントローロ・ワイン・カスク

このウイスキーは、マスタークラス終了後、アランのブースにて信濃屋自由が丘店の店長に選んでもらってテイスティングした。

厚みのある香り。ピート、潮風、全体的には硬派なタイプ。

少しオイリーな舌触り。ピリピリとくるアルコール感。やや強めの味わいはバランス良く、アランらしく華やかで本当に美味しいと思う。購入して飲む価値のあるボトルだと思う。 

(記:2008.2.10)

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まずはダンカン・テイラーのブースへ

アランのマスタークラス終了後、まずは馴染みのあるダンカン・テイラーのブースを訪れた。既に大好評で、人をかき分け、かき分け試飲用のウイスキーを入手した。ダンカン・テイラーに先に行ったのは正解らしく、混雑を嫌って後回しにした人は、ハイランドパーク40年などのアイテムを飲めなかったそうだ。(6種類を試飲)

レア・オールド ブレンデッド 38年 (たぶん2nd)[DUNCAN TAYLOR]

少し茶色がかった色合い。

強い塗料のような香り、爆発的なペンキ、ニスなど。

口に含むと意外に落ち着いていてバランスが取れている。程よいインパクトがあり、それに続く味わいはしみじみとしたのもので楽しめる。ブレンデッドらしく、次々と杯が進む感じだ。(ただし、滑らかさと引き換えに、明白な物足りなさがある)

前々から狙っていたボトルだが、ちょっと購入を思いとどまった。(市場価格は¥15,000~¥20,000)

(記:2008.2.10)

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ピアレス・コレクション ハイランドパーク 1966 40年 [DUNCAN TAYLOR]

丁度、前のボトルが無くなったところだったので、ブースのマーク・ワットさんを急かして、次の1本を開封してもらった。だから試飲したグラスは開けたての1杯だ。

潮の香り、海辺にいるような雰囲気。

マイルドでよくこなれたハイランドパークらしい味わい。アルコール感も程よく、実に滑らかで、しみじみといいウイスキーだと思える。ハイランドパークらしさを備えつつも、素性の良いカスクを選択していることが分かる。個人的な好みにも合致した素晴らしい味わいだ。

Live後、価格次第で購入しようと思いボトルを探してみたが、¥45,000以上の市場価格にビックリした。結局購入は見送ったが、余裕があれば買ってしまいそうなくらい説得力のあるボトルだ。

(記:2008.2.10)

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ピアレス・コレクション グレンリヴェット 38年 [DUNCAN TAYLOR]

揮発性の極めて強い香り。鼻腔を刺激するシンナー系の香りだが、テイスティングを連続的に行う状況の中で嗅ぐと、なかなか心地良い。汗のような風味、酸を中心とする枯れた印象もあり、更に嗅ぐと甘さが強くなる。

程よいインパクトとボディを持ち、とても面白く美味しい味。メリハリがあって、理屈抜きに楽しめる。

グレンリヴェットは初めて飲んだが、このボトルのあまりの印象の良さにとても好きになった。 

(記:2008.2.10)

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ピアレス・コレクション プルトニー 18年 [DUNCAN TAYLOR]

(オールド・)プルトニーは、スコット・ランド最北端の蒸留所だそうだ。ウィックという海辺の漁師町に位置する。

潮風とバーボン樽を感じさせる香り。赤いキャンディやニスの香りもある。甘い果実の香りと人工的な樹脂の香りが混じった感じで心地良い。

アルコールのピリッとしたインパクトを持ちながら、バランスの良い厚みのある味わい。少し厳しさを増す後半の印象もなかなか。

買うに値するボトルに思えた。

(記:2008.2.10)

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ピアレス・コレクション グレンエスク 26年 [DUNCAN TAYLOR]

グレンエスクは、1985年に閉鎖された蒸留所。

ピート、潮風、干した海藻など、クールでピーティな香りは、(東ハイランドのウイスキーなのに)まるでアイラ島のウイスキーのようだ。

味わいは、「一杯だけテイスティングする」のに適している。ピートや火薬のような印象がありながら、ボディが詰まっており面白い。後半のほろ苦さは適度のアルコール感と調和して心地良い。またアフターの渋みが強く、ワイン系の風味を感じた。

悪くない。だが、あまり量は飲めない。 他のウイスキーと織り交ぜながら、1日にほんのワンショットずつ飲むのが良いだろう。

(記:2008.2.10)

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クラインリーシュ 13年 [DUNCAN TAYLOR]

主にブレンド用でありながら古くからその品質を評価されている蒸留所。ワイン業界では有名なジョージ・セインツベリー『Notes on a Cellar-Book』1920(邦題『セインツベリー教授のワイン道楽』山本博監修、田川憲二郎訳、TaKaRa酒生活文化研究所)にも紹介されている。現在ではマニアが好んで飲む蒸留所のようだ。独特のオイリーさは蒸留過程の沈殿物を除去しないことに由来し、ワイン醸造における「スキンコンタクト」との類似を思わせる(どちらも旨味・香味成分は沈殿物中にあり)。

潮風、汗、木樽、酸を感じさせるよく練られた香り。

滑らかな口当たりと、香水のようなアフターの風味。非常に飲みやすく、それなりの要素(複雑性)を持ちながら、丸く、うまく纏めている。一部にピリッとした厳しさも見せるがアクセント程度で、全体としてかなりの好印象を持った。

ストレートな美味しさや滑らかさ、バランス感覚を高い水準で保っているウイスキーで、確かにマニア向けだと思う。

(記:2008.2.10)

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サントリーのブースへ

ダンカンテイラーの後は、サントリーのブースへ。

普段、ニッカ一本やりでサントリーのウイスキーはほとんど飲まないのだが、これまでのあまり良くない印象を覆してもらえないだろうか、という期待を持ちつつ、ハイエンド・クラスを幾つか試飲した。主目標はバウチャー5枚(¥1,000)の響30年。

白州 18年

潮風とピート、汗など、各要素がよく馴染んだ香り。

非常にバランスの取れた味わいで、程よいたくましさ、厳しさがある。やや硬い側面もたまに見せるが、全般的には高い品質に纏められている。

確かに購入に値する品質だ (あまりに印象が良かったのでブースにいた人に感想を伝えたのだが、今調べたところ、その人は白州蒸留所工場長の前村久さんだった)。しかしながら、¥20,000は高い。¥12,000程度までプライス・ダウンできれば長く付き合える対象になると思う。

(記:2008.2.10)

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白州 12年

汗や酸、アルコール香を中心にふくらみと厚みのある香り。

ドライな感覚をベースに、じっくりと味わってゆくと、ほのかな甘みをはじめ内容が段々と充実してゆく。

十分に満足感ある味わいだ。こちらは¥6,000程度で入手可能なのでコストパフォーマンスは割と良い。ボトルで買うかどうかは微妙なライン上だ。

(記:2008.2.10)

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山崎 12年

経験しておくべきアイテムとして山崎12年も試してみた。

揮発性が高くペンキ系の香り。ニス、汗のような少しすえた香りが強い。刺すような刺激があるがバランスは良い。ある種のオークの香りが独特のアクセントを加える。(質問したところミズナラだそうです)

味わいは厚みがあり好印象。ボリューム・ゾーンのウイスキーとしては十分な品質を確保している。毎日飲むのに適した味わい。水割りにしてもいいと思う。

(記:2008.2.10)

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山崎 10年 (プレミアムソーダ割り)

サントリーの山崎ブース辺りをうろちょろしていたところ、半ば強引に渡されてしまったのがコレ。確かに「カスクストレングス」ばかり飲んでいる舌の疲れた来場者にソーダ割りを飲ませれば好印象だろう。うまいアピールの仕方だ。

旨みを適度に残しながら上質のソーダで飲みやすくしている。インパクトはないが悪くない(良くもない)。食中酒として飲むのに適している。(あまり好みでなかった自宅の響17年を、ソーダで割ってみようかな)

(記:2008.2.10)

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響 30年

時間限定有料試飲。1杯当たりバウチャー5枚(¥1,000)。

濃い赤茶色。

潮風、塗料系の香り、甘い香りなど、本場のハイエンドなスコッチの要素をふんだんに詰め込んだような満足感のある香り。インパクトも強い。

味わいにおいても構成する要素が強いながらも全てが纏って馴染んでいる。厳しさやインパクトを持ちながら、誰もが美味しく飲める味わい。

ウイスキー・マガジン日本部門で受賞するだけの味わいはある。品質的に文句はないが、¥100,000という価格は別世界の飲み物のように感じる。また少しだが、更に洗練できる余地を持っているように思えた。 

(記:2008.2.10)

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グレンリヴェットのブースへ

既にかなりベロベロになってきたが、ダンカンテイラーで印象の良かったグレンリヴェットのブースへ。判断力・分析力が極度に落ちていたようで、コメントはヤケにさっぱりしている。

グレンリヴェット 16年 ナデューラ

グレンリヴェットのブースの人が拡販のため無差別攻撃的に周りの参加者に配っていた新製品がコレ。「通常ラインナップを飲む前に是非!」という勧めに従って飲んでみた。ウリは「ファーストフィルのバーボン樽使用」「カスクストレングス」「ノンチルフィルター」。近年評判のいいことを全部やってみました、という感じだ。

ピート香を含んだふくよかな香り。

少しアルコール感にトゲがあるが、インパクトがあり、強く訴求する味わい。酔っていたのでうまく表現できないが、確かに自信を持って勧めてくるだけの品質ではある。

(記:2008.2.10)

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グレンリヴェット 18年

潮風と強いアルコール感、汗など。嗅ぎ続けると、何とも言えない甘さが出てくる。落ち着きと纏りのある香り。

味わいは少し水っぽい(カスクストレングスばかりを飲み続けたため?)感じもするが、程よいインパクト。ピリピリと舌を刺激するアルコール感があるが、全体として香り同様によく纏っており、素直に美味しいと思える味わい。

売り込み中のナデューラの後に飲んだが、バランス面から見て私はこちらの方が好きだ。後で調べてみたところ、市場ではこちらの方が¥5,000程度で入手できるということが分かった。機会があれば購入したい。 

(記:2008.2.10)

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ニッカのブースへ

ニッカのブースのアイテムを試飲している途中で遂にパンク。竹鶴21年を持ったまま、昼食コーナーで1時間ほど仮眠を取らせていただいた。睡魔と戦いながら朦朧と書いたコメントが下記。

シングルモルト余市 20年

私はシングルカスク志向が強いため、競合する同じ価格帯のこのシングルモルトは飲んだことがなかった。いつかは飲んでみようと思っていたシングルモルトなので、購入の是非を確認するために試飲した。

香りは強めで塗料系。多分に甘みを含み、ふくよかさがある。甘さが体の奥深くに届くようで楽しい。

ピート香が強くたくましい、なかなかの味わい。ピートの風味は強過ぎず、弱過ぎず丁度良い。中盤からアフターにかけてアルコール感がピリピリとくる。味わいが力強く口内に留まり、長く持続する点は非常に好感が持てる。

¥20,000もするボトルだが買っても損はないと思う。風味の強さ、たくましさを主軸に感じたいときに飲むべきウイスキーだ。 

(記:2008.2.10)

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シングルモルト宮城峡 15年

茶系の強い色合い。

甘みと華やかさが前面に出た香り。

インパクトがありながら、トゲのないよく練られた味わい。素直に美味しいと思う。これまで飲んできた宮城峡のシングルカスクに共通するたくましさ、骨格、構成感が出ていて、とても好感が持てる内容だった。

※したたかに酔っていたのでコメントはごく短めだが、内容が良かったことは記憶している。後日、30%offセールを見つけたので迷わず2本購入した。常備できると嬉しい1本だ。

(記:2008.2.10)

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竹鶴 21年

2007年に「ワールド・ウイスキーズ・アワーズ(WWA)」を受賞したボトル。5年ほど前、竹鶴17年の酸化による「落ち」の激しさを経験して以来、竹鶴系は避けてきたが、21年はいかに?(ただし下記のコメントは睡魔が絶頂に達した時間に眠りながら試飲してメモしたものだ。なお竹鶴を握ったまま30分以上寝てしまったのだが、1滴もこぼすことはなかった)

高いアルコール感。やや酸を感じさせる強めの香り。

味わいには甘さがあり、複雑性があり、かつバランスが取れている。華やか、華麗。ハイレベルな複雑性を楽しめる。WWA受賞は納得できる内容。

このウイスキーが美味しかったためだろうか、仮眠が効いたのだろうか?以後少し正気を取り戻した。ちなみにこれも後日30%offのセールの時に2本購入した。完全にシラフの状態で再度分析的に試飲してみようと思う。 

(記:2008.2.10)

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シングルカフェモルト 12年

年末に2本ほど購入したcoffey式蒸留器で作られたシングルモルト。coffey式蒸留器の紹介はココ http://www.nikka.com/reason/coffey/index.html

導入当時、普通の日本の(=サントリーの)ブレンデッドは、グレーンウイスキーの代わりに原料アルコールを混ぜていた、というから驚きである。昔の日本人は、駄菓子から始まり、大人になっても得体の知れないものを口にしていたのだ。

塗料、ペンキ、シンナー、バニラなどインパクトのある香り。厚みがあり、果実感もあり、アルコール香も強い。

味わいは特徴的で旨みのインパクトがあるが、アルコールなどの要素に不自然さがあり、あちこちにトゲトゲした印象を残す。アフターテイストは厳しい。

少し加水して飲んだ方が良かったのかもしれない。若干失望した内容。

(記:2008.2.10)

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THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETYのブースへ

このような組織があることは前々から知っていたが、どこか遠い存在だった。

ところが、前日(2/9)にニッカ・ブレンダーズ・バーを訪れた際、入会申込書をもらって意外に簡単に入会できることを知り、近いうちにWebで手続をしてみようと決意を固めたところだった。

会場でブースがあったので手続方法についてうかがったところ、すぐに申込可能で少し上乗せして¥22,000でグレンファースクラスのボトル(1.134)が記念に付いてくるとのこと。また有料試飲と設定されているボトルも無料で飲めると知り、すぐに入会した。入会申込方法を知ってから、14~15時間後に申し込みを行った計算になる。特典も通常より厚めだったので、本当にGoodタイミングだった。

Cask 4.121 (ハイランドパーク)"Heather honey and herbs" 20年 [THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY]

Refill Hogshead使用。淡い黄色。澱がある。

ピーティでボウモアのような雰囲気。汗と酸を感じ、これまで飲んできたハイランドパークと比べるとかなり異質に思えた。

味わいはバランス良く、しみじみとしていて、ハイランドパークの良さが引き出されている。味わいのインパクトが強めでジンとした旨みがある。余韻が長く残り、満足感を与えてくれる。

印象が良かったので後日、1本購入した。今度はじっくりと楽しんでみようと思う。

(記:2008.2.10)

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グレンフィディック 30年

世界で最も売れているシングルモルト。そのため飲もう飲もうと思いつつ、そしてボトルも何種も購入済みなのに、この日まで飲む機会が無かったグレンフィディック。ヴァウチャー5枚で試飲した。

華やかな香り。男性用の化粧品、アルコール。甘さと華やかさに厚みが感じられる香りだ。

口に含むと、バニラをベースにやはり華やかさが広がる。味わいのバランス感が非常に優れており、舌を刺すアルコール感に少しトゲがあるように思えるが、反面、アクセントにもなっている。

じっくりと向き合って飲むに値するボトル。既にベロンベロンになっていたにもかかわらず、その良さが実感できた。

(記:2008.2.10)

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ハイランドパーク '89 16年 [BLACK ADDER]

炭のような黒い粒々が見える。飲みすぎによる幻覚かと思いブースに確認してみると、「澱」とのこと。それにしても、ザラザラ入っている。フィルターは悪かもしれないが、茶漉しレベルのフィルターならば、かけても影響ないと思うぞ!

潮と汗、酸を感じる香り。揮発性が高い。

ハイランドパークの個性を十分に活かした味わいで、潮気とミネラル感が非常に高い。味わいには厚みがあり、素晴らしい内容。しょっぱ美味しいボトルだ。

※この時かなり酔いが回った状態。品質の判定には自信があるが、内容を的確にメモする能力が著しく低下していた。

(記:2008.2.10)

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マッカラン '76 ファイン&レア

ヴァウチャー10枚で試飲。¥180,000という価格を聞いて、試飲でしか飲めないことを悟り、ヴァウチャーを追加購入した。

かなり濃い茶色。

香りは中庸で、枯れた感じとボリューム感が同居している。アルコールの印象も度数以上に強い。華やかな香りで、明確な塗料の香りがする一方、全体を覆う枯れた酸を感じさせる香りが何とも言えない魅力を提供してくれる。

味わいはよくこなれていて高級感がある。オークの風味が強いが、わざとらしい感じが全くない。アルコール感はやや強めで、芯の通った苦味が全体に力強さを与える。アフターの濃厚な味わいはボリューム感があり、力強さを維持しつつ長く口内に残る。

ややほろ苦さが強いが、バランス良く、玄人向けで本当に美味しい。思い出に残るほどの味わいだ。価格は問題だが、テイスティングの機会があるならば「1度飲んでおくべきウイスキー」だと思う。酔いが一気に醒めた。

(記:2008.2.10)

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余市 '87年[シェリー樽 500L](樽番:113121)

赤茶の濃い色合い。

すごくふくよかで甘い香り。木樽、鼻腔をくすぐるアルコール香と柑橘感、上品なバニラ。

旨みのインパクトがある味わいで、華やかさがあり、飲んだ瞬間に良さが理解できる。たくましさと厳しさを併せ持ち、ミネラル感や塩気もしっかりとある。アフターにはピートの風味があるが、他の要素との兼ね合いで、丁度良いアクセントになっている。

誰もが美味しいと思う味わいで、確信を持ってWeb販売でオーダーした。複数本購入しても良いくらいだ。

(記:2008.2.9)

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シングルモルト余市 1987

赤みの強い茶色。

柔らかさのある接着剤の香り。やさしく鼻から入ってくる。少し時間を置くと香ばしさも出る。

味わいは洗練されていて「丸い」。加水せずにそのままの状態で飲んだが、完成度が本当に高い。飲み始めは滑らかだが、飲み進むと構造がしっかりとしていることが分かる。

このボトルを飲むまでは、同じ金額を出すならばシングルカスクを買う方が得だと思っていたが考えを改めた。ブレンダーへの技術料を含めて¥20,000ならば十分に納得できる。特筆すべき品質だ。

1987年は既に2本購入済みだが、来年以降も毎年購入しようと思う。

(記:2008.2.9)

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Cask 116.8 (余市)"Maple Smoke and Medicine" 19年 [THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY]

赤みが少なく黄みを中心とした色合い。

香りは強めで外向的。タイトルにあるように病院のような香りもするが、他の要素に包まれていてイヤな感じではない。

味わいは、たくましく、少しSalty。後味に旨味感が広がる。味わいは個人的に好みのタイプだ。薬品臭さは比較的苦手分野だが、こんなタイプならば、たまに飲んでも良い。

(記:2008.2.9)

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